ゲームオブジェクトの Transform コンポーネントを変更するには、マウスを使ってギズモの軸を操作するか、Inspector の Transform コンポーネントの数値フィールドに直接値を入力します。
また、シーンビューのツールオーバーレイ またはホットキーで、5 つの トランスフォーム モードをそれぞれ選択することもできます。
移動 (Move) ギズモの中心に、3 つの小さな正方形があり、平面上でゲームオブジェクトをドラッグするのに使用します (つまり、1 つの軸は動かさずに、2 つの軸をいっぺんに動かせます)。
移動ギズモの中心で、シフトキーを押したままクリックやドラッグを行うと、ギズモの中心が平らな正方形になります。平らな正方形は、ゲームオブジェクトをシーンビューのカメラが向いている方向に紐づけられた平面上で移動できることを示しています。
回転 (Rotate) ツールを選択すると、ゲームオブジェクトの周りに表示されたワイヤーフレーム状のスフィアギズモの軸をクリックアンドドラッグすることにより、ゲームオブジェクトを回転できます。移動ギズモと同様、最後に動かした軸は黄色になります。赤、緑、青のサークルは、移動モードで表示される赤、緑、青軸の周りで回転を行うものと考えてください (赤が x 軸、緑が y 軸、青が z 軸を表しています)。つまり、一番外側にあるサークルを使って、シーンビューの z 軸を中心にゲームオブジェクトを回転させることができます。これはスクリーンスペース内の回転と考えることができます。
スケール (Scale) ツールを使用すると、ギズモの中心にあるキューブをクリックアンドドラッグすることで、一度にすべての軸でゲームオブジェクトを均等に再スケールできます。軸を個別にスケールすることもできますが、子ゲームオブジェクトがあるときに行う場合は注意が必要です。効果が非常に奇妙に見える場合があるためです。
矩形トランスフォーム (RectTransform) は、スプライトや UI 要素 などの 2D 要素の配置によく使用されますが、3D ゲームオブジェクトの操作にも役立ちます。移動、スケーリング、回転が 1 つのギズモに組み合わされています。
2D モードでは、ギズモを使用してシーン内の z 軸を変更することはできないことに注意してください。しかし、他の目的のためにある種のスクリプト技術で z 軸を使用することはできますので、そのような場合は Inspector で Transform コンポーネントを使用して z 軸を設定できます。
ゲームオブジェクトのトランスフォームに関する詳細は、Transform コンポーネント についてのドキュメントを参照してください。
トランスフォーム (Transform) ツールは、移動 ツール、回転 ツール、スケール ツールの組み合わせです。そのギズモには、移動と回転のためのハンドルがあります。ツールハンドルの回転 が Local に設定されている場合 (下記参照)、トランスフォームツールには、選択したゲームオブジェクトのスケーリングのためのハンドルも用意されています。
Tool Settings オーバーレイ にある ギズモのハンドル位置トグル は、すべてのトランスフォームツールギズモの位置と、ギズモ自体の操作に使うハンドルを定義します。
ドロップダウンメニューを使って、Pivot と Center を切り替えます。
ドロップダウンメニューを使って、Local と Global を切り替えます。
Unityは 3 種類のスナップを提供します。
プレハブをシーンにドラッグすると、Unity はデフォルトでカーソル位置にプレハブを配置します。プレハブのカーソル位置に対するオフセットは、Alt キーを押しながらプレハブをドラッグすることで保持できます。
ゲームオブジェクトをコライダーの交点にスナップするには、以下の手順に従います。
頂点スナップ を使用して、シーンをより素早く組み立てることができます。任意のメッシュの頂点を選択し、その頂点を選択したほかのメッシュの頂点と同じ位置に配置できます。例えば、頂点スナップを使って、レーシングゲームのロードセクションを正確に揃えたり、メッシュの頂点位置にパワーアップアイテムを配置することなどに利用できます。
頂点スナップを使用する手順は以下のとおりです。
注視する角度に向かう回転を使って、ゲームオブジェクトをコライダーのサーフェス上の点に向けて回転します。これは、ゲームオブジェクトをカメラやプレイヤーなどのターゲットに向ける場合に便利です。
注視する角度に向かう回転を使用するには、以下の手順に従います。
トランスフォーム ツールを使用している間は、Shift キーを押しながらスクリーンスペースモードを有効にします。このモードでは、シーンではなく画面に表示されているようにゲームオブジェクトを移動、回転、スケールすることができます。