Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
コマンドラインとブラウザーからライセンスリクエストを送信する (macOS、Linux)
Unity のアップグレード

ライセンスに関するトラブルシューティング

このセクションでは、以下のライセンス管理に関する情報を提供します。

アクティベーションに関する問題

アクティベーションのプロセス中に、以下の問題が原因でエラーコードまたはその他の問題が発生する場合があります。

問題 解決策
インターネットに接続できない シリアルベースのライセンス:
シリアルベースのライセンスはライセンスリクエストでアクティベートすることができます。詳細については、手動でのライセンスアクティベーションを参照してください。

指名ユーザーライセンス:
指名ユーザーライセンスは、インターネットにアクセスせずにアクティベートすることはできません。
セキュリティ設定が Unity をブロックする ファイアウォール、プロキシ、インターネットセキュリティの設定を確認してください。これらの設定によって、Unity がライセンスファイルのデータ送受信を妨げられている場合があります。詳細については、ウェブプロキシで Unity を使用するを参照してください。
ライセンスファイルを保存するための書き込み権限がない ライセンス認証に使用しているユーザーアカウントに対する書き込み権限を付与またはリクエストしてください。これは、職場や学校などの閉鎖網でよく起こる現象です。制限があるかどうかは、IT 管理者に確認してください。書き込み権限が必要なディレクトリのリストについては、Unity ライセンスファイルの場所を参照してください。
ライセンスがコンピューターを認識しない OS の主要な変更または更新によりコンピューターの ID に影響を与えることがあり、これが原因でライセンスがコンピューターを認識できなくなる場合があります。Can I use my licence with different operating systems と、Unity サポートの関連する以下のカテゴリの記事を参照してください。

- アクティベーションと管理
- ライセンスと支払い
Unity のライセンスサーバーがダウンしている すべての Unity サーバーの状態の最新情報は、Unity Cloud System Status Page を参照してください。
ライセンスアクティベーションが多すぎる 特定のコンピューターで不要になった場合は、ライセンスを返却します。以下のいずれかの方法でライセンスを返却します。

- Unity Hub: シリアルベースのライセンスを返却するには、Preferences window > Licenses tab > Return license ボタンを使用します。Unity Hub からサインアウトして、指名ユーザーライセンスを返却します。
- コマンドライン: コマンドラインによるライセンス管理の手順に従って、シリアルベースのライセンスを返却します。
- ID ポータル: Unity ID Portal > My Accounts > My Seats と選択して、シリアルベースのライセンスおよび指名ユーザーライセンスを返却します。ライセンスを返却するコンピューターにアクセスできない場合や、そのコンピューターのバインディングが変更された場合でも、この方法を使用できます。

ライセンスは、コンピューターを切り替える前に返却する必要があります。コンピューターでハードウェアの変更や OS の変更を行う前にライセンスを返却する必要があります。ライセンスを返却しないと、Unity ライセンスサーバーは他のコンピューターからのリクエストを確認したときに、ライセンスのアクティベーションの制限に達したことを通知します。

このメッセージが表示されてもエラーであると考えられる場合は、すべてのライセンスを一度に返却し、必要に応じて各コンピューターを再アクティベートできます。
アカウントの認証情報が認識されない 詳細情報が正しく入力されていることを確認してください。パスワードは大文字/小文字が区別されるため、登録されているとおりに入力してください。パスワードをリセットするには、Unity ID Portal (https://id.unity.com/en/password/new) にアクセスします。

ユーザーまたはビルドサーバーがログインレート制限 (1 分間に 10 回のログイン試行) を超えた場合も、ログイン失敗エラーまたはアクティベーションエラーになることがあります。

それでもログインできない場合は、Unity サポートに連絡してください。

ライセンス返却に関する問題

以下の問題により、ライセンスの返却中にエラーコードやその他の問題が発生する可能性があります。

問題 解決策
ライセンスがアクティベートされたコンピューターにアクセスできないため、ライセンスを返却できません 1. https://id.unity.com/ にアクセスして、Unity ID でログインします。
2. サイドメニューで My Account > My Seats を選択します。
3. 非アクティブにするアクティベーションを選択し、Remove selected activations を選択します。1 回のアクションですべてのアクティベーションを返却すうr場合は、Disable all activations を選択します。

他のコンピューターでライセンスをアクティベートしている場合は、後で再度アクティベートする必要があります。

それでもライセンスを返却できず、ライセンスが有料プランの場合は、Unity サポートに連絡してください。シリアルベースのライセンスの場合は、以下の詳細情報を提供してください。
- コンピューターで使用していたシリアルキー
- アクセスできないコンピューター (ローカルネットワーク) 名
- サブスクリプションの購入に使用した注文番号または請求書番号

指名ユーザーライセンスの場合は、以下の詳細情報を提供してください。
- 組織名
- ユーザー名
- サブスクリプション名 (組織内に複数のサブスクリプションが存在する場合)

以前の情報を提供した場合は、サポートチームが手動でライセンスを返却することが可能ですが、時間がかかることがあります。

Unity ライセンスファイルの場所

問題 回答
シリアルベースのライセンスファイルはどこに保存されていますか? - Windows: %PROGRAMDATA%\Unity\Unity_lic.ulf

- macOS: /Library/Application\ Support/Unity/Unity_lic.ulf

- Linux: ~/.local/share/unity3d/Unity/Unity_lic.ulf

ノート: Windows User Account Control (UAC) によって C:\ProgramData\Unity へのアクセスが制限されている場合は、以下の場所に ulf ファイルがあります。
C:\Users\(username)\AppData\Local\VirtualStore\ProgramData\Unity
(フォルダーが削除された場合、または管理者権限で初めて Unity エディターを開始した場合は、UAC によってアクセスを制限することができます)。
指名ユーザーライセンスのファイルはどこに保存されていますか? - Windows: %LOCALAPPDATA%\Unity\licenses\UnityEntitlementLicense.xml

- macOS: ~/Library/Unity/licenses/UnityEntitlementLicense.xml

- Linux: ~/.config/unity3d/Unity/licenses/UnityEntitlementLicense.xml
フローティングライセンスのファイルはどこに保存されていますか? - Windows: %LOCALAPPDATA%\Unity\licenses\<token-id>.xml

- macOS: ~/Library/Unity/licenses/<token-id>.xml

- Linux: ~/.config/unity3d/Unity/licenses/<token-id>.xml

他の質問への回答

問題 回答
自分が持っているライセンスのタイプを確認するにはどうすればよいですか? ライセンスの概要を参照してください。
何台のコンピューターに Unity をインストールできますか? すべての商用 Unity 有料ライセンスでは、1 人のユーザーが独占的に使用する 2 台のコンピューターで Unity を使用することができます。コンピューターが物理的に存在している場所や、実行している OS は関係ありません。

Unity や Unity のリセラー (販売代行者) から購入した教育機関向けのライセンスは、アクティベーションは 1 台分のみです。特記事項がない限り、試用版ライセンス (Unity 4.x のみ) にも同じ制約事項が適用されます。

Unity の無料版は、総収益または予算が Unity サービス規約Unity エディターソフトウェア規約のセクションで指定されている財務上のしきい値を超える営利、教育、非営利、または政府機関からライセンスを受けることはできません。

法人の場合は、Unity の無料版で開発したファイルと、個人 (または第三者) が Unity Pro で開発したファイルを組み合わせることはできません。

ライセンス使用の詳細については、法的情報を参照してください。
以前のバージョンのシリアルキーで、最新のバージョンの Unity を使用することはできますか? Unity エディター 2017 以降のシリアルキーの場合は、Unity Hub を開いてキーをアクティベートしてください。シリアル番号による認証を参照してください。

Unity バージョン 5.x のシリアルキーがある場合は、そのバージョンのエディターを使用してください。アクティベーションの情報については、バージョン 5.6 のドキュメントを参照してください。

新しい Unity ライセンスを取得するには、オンラインストアにアクセスしてください。

ライセンスのオプションが不明な場合は、このフォームを使用して Unity に連絡してください。
シリアルベースのライセンスが 2 つあり、それぞれ必要なアドオンがあります。コンピューター上でそれらを同時にアクティベートする方法を教えてください。 1 つのライセンスは、同時に 1 台のコンピューターでのみ使用することができます。1 台のコンピューターで同時に複数のシリアルベースのライセンスをアクティベートすることはできません。
自分の Unity ID に割り当てられている複数のサブスクリプションのシートがあります。コンピューター上でそれらを同時にアクティベートする方法を教えてください。 Unity Hub にサインインすると、割り当てられているすべてのシートに対する指名ユーザーライセンスが自動的にアクティベートされます。
同じ PC で異なる Unity バージョンを使用できますか? 1 台のコンピューターに複数のバージョンの Unity エディターをインストールすることができます。ただし、1 台のコンピュータで一度にアクティベートできるシリアルベースのライセンスは 1 つだけです。つまり、古いバージョンの Unity (2017 年以前) と 2017 年以降にリリースされた別のバージョンの両方にシリアルベースのライセンスを使用する場合、両方を同時に実行することはできません。これらのバージョンには、異なるライセンスが必要です。ただし、シリアルベースのライセンスで古いバージョンの Unity と新しいバージョンの Unity (2019.4 以降) を使用することは可能です (後者が指名ユーザーライセンスまたはフローティングライセンスを使用している場合)。

異なるシリアルベースのライセンスで異なる Unity バージョンを使用する必要がある場合は、アクティベーションプロセスを管理する必要があります。このプロセスには、使用するバージョンに必要なライセンスのアクティベーションと、他のバージョンのライセンスの非アクティブ化が含まれます。

このプロセスを管理するもうひとつの方法は、必要なライセンスをアクティベートし、そのライセンスファイルをコンピューターのバックアップフォルダーに保存することです。その後、特定のバージョンの Unity を起動する前に、Unity のライセンスフォルダーから既存のライセンスファイル (拡張子 .ulf) を削除し、バックアップフォルダーから Unity ライセンスフォルダーに適切なライセンスファイルをコピーします。このプロセスにより、使用するバージョンに対して正しいライセンスがアクティブになります。

さらにヘルプが必要な場合は、Unity サポートに連絡してください。
ハードウェアコンポーネントの交換や OS の変更を計画している場合はどうすればよいですか? ハードウェアやコンピューターの OS を変更する前に、ライセンスを返却する必要があります。コンピューターを切り替える前にもライセンスを返却する必要があります。ライセンスを返却しないと、Unity ライセンスサーバーは他のコンピューターからのリクエストを確認したときに、ライセンスのアクティベーションの制限に達したことを通知します。
会社によって利用規約への同意が妨げられているため、ログインできない場合はどうすればよいですか? 地域の販売担当者に連絡してください。
ライセンスをアクティベートしたすべてのコンピューターで、アクティベートしたライセンスを追跡して削除するにはどうすればよいですか? 指名ユーザーライセンスを追跡して削除するには、Unity ID に移動して My Account > My Seats を選択します。
指名ユーザーライセンスで使用できる Unity エディターのバージョンはどれですか? 2021 ストリーム以降のエディター。2020 エディターの場合は、2020.2.2 以降を使用する必要があります。2019 エディターの場合は、2019.4.27 以降を使用する必要があります。
Unity Hub にライセンスの返却ボタンが表示されないのはなぜですか? Unity Personal の指名ユーザーライセンスがある場合は、Return license ボタンは表示されません。Unity Personal の指名ユーザーライセンスを返却する唯一の方法は、Unity Hub からサインアウトすることです。
Unity Personal の指名ユーザーライセンスを取得する際に、意図せず利用規約に同意しませんでした。このライセンスをアクティベートするにはどうすればよいですか? Unity Hub からサインアウトし、もう一度サインインします。Unity Hub に確認ウィンドウが再表示されるので、利用規約に同意してライセンスをアクティベートできます。
古いエディターのライセンスをアクティベートするにはどうすればよいですか? 古い (2019.3 以前の) Unity エディターで有料サブスクリプションを使用する場合は、シリアルキーを使用してライセンスをアクティベートする必要があります。詳細は、コマンドラインを使用したライセンスのアクティベーションを参照してください。

追加リソース

コマンドラインとブラウザーからライセンスリクエストを送信する (macOS、Linux)
Unity のアップグレード