一部の組織では、ウェブプロキシを使用しています。これは、ユーザーとリクエストするインターネットリソースの間の仲介サーバーです。組織は、セキュリティ、プライバシー、ネットワーク効率など、いくつかの理由でウェブプロキシを使用しています。
ウェブプロキシを介したインターネットアクセスが必要な環境に Unity をデプロイする場合は、ウェブプロキシ、クライアントコンピューター、またはその両方を設定する必要があります。環境に応じて、この設定には以下のタスクの一部またはすべてが含まれます。
自動プロキシ設定機能により、ウェブプロキシ経由で通信する必要がある場合に Unity アプリケーションをシームレスに使用できます。Unity アプリケーションは、中断されたり、追加のソフトウェアをインストールしたりすることなく、ウェブプロキシと通信できます。必要な設定の量は、以下の要因によって異なります。
以下の表 (OS 別) を使用して、環境に適したソリューションを決定します。
| Unity バージョン | プロキシ認証 | 解決策 | その他の情報 |
|---|---|---|---|
| エディター 2022.3.21f1 以降 および Hub バージョン 3.4.2 以降 |
Basic 認証を受け入れる | 以下のタスクを実行します。
|
この表に続く脚注 1 を参照してください。 |
| エディター 2022.3.21f1 以降 および Hub バージョン 3.4.2 以降 |
Basic 認証を受け入れない、または認証を要求しない | 以下のタスクを実行します。
|
この表に続く脚注 1 を参照してください。 |
| エディター 2022.3.20f1 以前 または Hub 3.4.1 以前 |
Basic 認証を受け入れる | 以下のタスクを実行します。
|
この表に続く脚注 2 を参照してください。 |
| エディター 2022.3.20f1 以前 または Hub 3.4.1 以前 |
認証を要求するが Basic 認証は受け入れない | 以下のタスクを実行します。 | この表に続く脚注 2 を参照してください。 |
| Unity バージョン | プロキシ認証 | 解決策 | その他の情報 |
|---|---|---|---|
| エディター 2022.3.21f1、2023.3.0a18 (以降) および Hub バージョン 3.4.2 以降 |
Basic 認証を受け入れる | 以下のタスクを実行します。 | この表に続く脚注 1 を参照してください。 |
| エディター 2022.3.21f1、2023.3.0a18 (以降) および Hub バージョン 3.4.2 以降 |
Basic 認証を受け入れない、または認証を要求しない | 以下のタスクを実行します。
|
この表に続く脚注 1 を参照してください。 |
| エディター 2023.2、2023.1、2022.3.20f1 以前 または Hub 3.4.1 以前 |
Basic 認証を受け入れる | 以下のタスクを実行します。
|
この表に続く脚注 2 を参照してください。 |
| エディター 2023.2、2023.1、2022.3.20f1 以前 または Hub 3.4.1 以前 |
認証を要求するが Basic 認証は受け入れない | 以下のタスクを実行します。 | この表に続く脚注 2 を参照してください。 |
| Unity バージョン | プロキシ認証 | 解決策 | その他の情報 |
|---|---|---|---|
| 任意 | 任意 | 以下のタスクを実行します。
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ウェブプロキシが SSL インスペクションを使用しているかどうかを確認します。SSL インスペクションは、一部の企業でセキュア (TLS) リクエストのコンテンツを検査するために使用されます。企業で SSL インスペクションを使用している場合は、ウェブプロキシ証明書 を信頼するようにクライアントコンピューターを設定します。
ウェブプロキシが実行ファイルのダウンロードを禁止しているか、実行ファイルをダウンロードする前にユーザー確認を要求するかどうかを確認します。その場合、特定のエンドポイントでこのトラフィックを許可するようにウェブプロキシを設定する必要があります。そうしないと、ユーザーは Unity Hub が Unity エディターに必要なコンポーネントのインストールに使用するインストーラーを実行できません。詳細については、実行ファイルをダウンロードするエンドポイント を参照してください。
HTTP キーワード はサポートされません。代わりに、PROXY キーワード を使用して HTTP で通信するプロキシを指定します。