パーティクルシステムが、スピードや生存期間に基づいてパーティクルの回転をどのように変更できるかを理解します。
Rotation by Speed (スピードあたりの回転) モジュールは、スピード (1 秒あたりの距離) に基づいてパーティクルの回転を変更できます。
このモジュールは、パーティクルが地面を移動する固形オブジェクト (地滑りによる岩など) を表すときに使用できます。パーティクルの回転をスピードとの比例で設定でき、表面を本物らしく転がすことができます。
Speed Range (スピードの範囲) は、スピードがカーブモードの 1 つであるときにのみ、適用されます。スピードの速いパーティクルはカーブの右端の値で回転し、遅いパーティクルは左端の値で回転します。
Rotation over Lifetime (生存期間に対する回転) モジュールは、パーティクルが存続する時間に基づいてパーティクルの回転を変更できます。
このモジュールは、爆発によって生じる破片などの小さな固形オブジェクトをパーティクルで表現する時に有効です。ランダムな回転値を割り当てることで、滞空中に直立状態のままになっているよりも、エフェクトがよりリアルになります。また、ランダムな回転により、同じ形状のパーティクルが規則正しく並んで見えてしまうのを崩す事ができます (同じテクスチャが何度も繰り返されていると、とても目立ちます)。