Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
物理カメラの概要
Gate Fit によるビューのトリミングまたは伸縮

レンズシフトによるビューの拡大

レンズシフトは、カメラのレンズをセンサーから水平方向と垂直方向にオフセットします。これにより、焦点の中心を変更し、レンダリングされたフレーム内の対象を歪みの少ない、または歪みのない状態で再配置できます。

このテクニックは建築写真でよく見られます。例えば、高い建物をキャプチャする必要がある場合は、カメラを回転させることができます。しかし、それによって画像が歪み、2 本の並行線が収束するように見えます。

建物の上部を撮影するためにカメラを上向きに回転させると、垂直線が収束する原因になります
建物の上部を撮影するためにカメラを上向きに回転させると、垂直線が収束する原因になります

カメラを回転させる代わりにレンズを上に移動すると、建物の上部を含むように画像の構図を変えることができ、しかも 2 本の垂直線がまっすぐにとどまります (収束しません)。

Y 軸に沿ってレンズを移動すると、焦点の中心は移動しますが、垂直線は直線のままです
Y 軸に沿ってレンズを移動すると、焦点の中心は移動しますが、垂直線は直線のままです

同様に、水平のレンズシフトを使用して、カメラを回転させることによって歪みを生じることなく、幅の広いオブジェクトをキャプチャできます。

建物をフレームに収めるためにカメラを回転 (上向き) させると、水平線が収束する原因になります。レンズを (下向き) ではなく水平に移動すると、画像は再度フレームに収まりますが、水平線は直線のままになります。
建物をフレームに収めるためにカメラを回転 (上向き) させると、水平線が収束する原因になります。レンズを (下向き) ではなく水平に移動すると、画像は再度フレームに収まりますが、水平線は直線のままになります。

レンズシフトと錐台の傾き

レンズシフトの 1 つの副作用は、カメラの視錐台を斜めにすることです。つまり、カメラの中心線と錐台の間の角度は、1 方の角度がもう 1 方の角度よりも小さくなります。

上の画像は、Y 軸レンズシフトの前 (左) と後 (右) のカメラの錐台を示しています。レンズを上に移動すると、錐台が斜めになります。
上の画像は、Y 軸レンズシフトの前 (左) と後 (右) のカメラの錐台を示しています。レンズを上に移動すると、錐台が斜めになります。

これを使用して、遠近感に基づいた視覚エフェクトを作成できます。例えば、レースゲームでは、遠近感を地面に対して近くに保つことが必要な場合があります。レンズシフトは、スクリプティングを行わずに傾斜錐台を実現する方法です。

詳細については、傾斜錐台の使用に関するドキュメントを参照してください。

物理カメラの概要
Gate Fit によるビューのトリミングまたは伸縮