Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
UWP のビルド設定リファレンス
Visual Studio での UWP アプリケーションのパッケージ化

Visual Studio C++ ソリューションの生成

Unity でユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) プロジェクトをビルドすると、自動的に Visual Studio ソリューションが生成されます。

Visual Studio C++ ソリューションの作成

Unity で精製される Visual Studio ソリューションには、以下のプロジェクトが含まれています。

プロジェクト 説明
projectName メインのプロジェクトコードが含まれます。Visual Studio によってプロジェクトをアプリケーションパッケージにビルドできます。デバイスへのデプロイや Microsoft Store へのアップロードには、このアプリケーションパッケージを使用します。

注意: プロジェクト上にビルドしても、このプロジェクトが Unity によって上書きされることはありません。
Unity データ アセットなど、プロジェクトのビルドに必要な Unity 固有のファイルがすべて含まれています。
Il2CppOutputProject 生成された C++ コードが含まれています。マネージアセンブリから Unity で変換されます。

注意: このプロジェクトは、ビルドするたびに上書きされます。

Visual Studio のビルド設定

Unity で提供されている Visual Studio のビルド構成オプションを以下に説明します。

設定方法 説明
Debug Debug はコードのデバッグに使用します。この設定で以下のようになります。
- すべての最適化を無効にします。
- コード内のすべてのデバッグ情報を保持します。
- 実行速度が遅いコードになります。
- ビルド時間が最短になります。
Release Relies を使用してゲームをプロファイルします。この設定で以下のようになります。
- コードの最適化を可能にします。
Master ゲームの投稿や最終テストには、Master を使用します。この設定で以下のようになります。
- プロファイラーが無効になります。
- Release の設定と同じビルド時間になります。
- Release の設定と同じビルド時間になります。
MasterWithLTCG ゲームの投稿や最終テストには、MasterWithLTCG を使用します。この設定で以下のようになります。
- 生成された C++ コード、IL2CPP ランタイム、および IL2CPP ガベージコレクションのリンクタイムコード生成が有効になります。
- Master 設定と比較してビルド時間が大幅に長くなります。
- Master 設定よりも高速で実行するアプリケーションになります。
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