Unity でユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) プロジェクトをビルドすると、自動的に Visual Studio ソリューションが生成されます。
Unity で精製される Visual Studio ソリューションには、以下のプロジェクトが含まれています。
| プロジェクト | 説明 |
|---|---|
| projectName | メインのプロジェクトコードが含まれます。Visual Studio によってプロジェクトをアプリケーションパッケージにビルドできます。デバイスへのデプロイや Microsoft Store へのアップロードには、このアプリケーションパッケージを使用します。 注意: プロジェクト上にビルドしても、このプロジェクトが Unity によって上書きされることはありません。 |
| Unity データ | アセットなど、プロジェクトのビルドに必要な Unity 固有のファイルがすべて含まれています。 |
| Il2CppOutputProject | 生成された C++ コードが含まれています。マネージアセンブリから Unity で変換されます。 注意: このプロジェクトは、ビルドするたびに上書きされます。 |
Unity で提供されている Visual Studio のビルド構成オプションを以下に説明します。
| 設定方法 | 説明 |
|---|---|
| Debug |
Debug はコードのデバッグに使用します。この設定で以下のようになります。 - すべての最適化を無効にします。 - コード内のすべてのデバッグ情報を保持します。 - 実行速度が遅いコードになります。 - ビルド時間が最短になります。 |
| Release |
Relies を使用してゲームをプロファイルします。この設定で以下のようになります。 - コードの最適化を可能にします。 |
| Master | ゲームの投稿や最終テストには、Master を使用します。この設定で以下のようになります。 - プロファイラーが無効になります。 - Release の設定と同じビルド時間になります。 - Release の設定と同じビルド時間になります。 |
| MasterWithLTCG | ゲームの投稿や最終テストには、MasterWithLTCG を使用します。この設定で以下のようになります。 - 生成された C++ コード、IL2CPP ランタイム、および IL2CPP ガベージコレクションのリンクタイムコード生成が有効になります。 - Master 設定と比較してビルド時間が大幅に長くなります。 - Master 設定よりも高速で実行するアプリケーションになります。 |