Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
URP での時空間ポストプロセッシングの有効化
URP で Universal Additional Camera Data コンポーネントを使用してカメラデータにアクセスする

URP の時空間ポストプロセスレンダリングデバッガーのリファレンス

Spatial-Temporal Post-processing (STP、時空間ポストプロセス) には 6 つのデバッグビューがあります。アクセスするには、Rendering Debugger ウィンドウを開き、Rendering > Map Overlays の順に移動し、STP を選択します。Unity に STP Debug Views プロパティが表示され、ここでビューの 1 つを選択できます。

Rendering Debugger ウィンドウへのアクセス方法の詳細は、Rendering Debugger へのアクセス方法 を参照してください。

デバッグビュー

デバッグビュー 説明
Clipped Input Color 0 と 1 の間でクリップされた HDR 入力色を表示します。
Log Input Depth 入力深度を対数的なスケールで表示します。
Reversible Tonemapped Input Color 0 - 1 の範囲にマップされた入力色をリバーシブルトーンマッパーで表示します。
Shaped Absolute Input Motion 入力モーションベクトルを可視化します。
Motion Reprojection 複数のフレームで再投影された色の違いを可視化します。
Sensitivity (感度) ピクセル感度を可視化します。緑色の領域は、STP がモーションの動作を予測できない部分を示します。これらの領域は、ビジュアル品質を低くしてレンダリングされる可能性があります。STP が領域のモーションを予測しずらいのは、遮蔽されていたオブジェクトが最初に見えるようになるときや、動きが速いときです。オブジェクトのモーションベクトルが正しくない場合も、モーションの予測に問題が生じる可能性があります。

赤色の領域は、TAA から除外されたため STP が意図的にそのモーションを予測しない、ピクセルを強調表示します。これは、特に透明なオブジェクトをレンダリングするときに、不要なブラーやゴースティングを避けるのに役立ちます。
URP での時空間ポストプロセッシングの有効化
URP で Universal Additional Camera Data コンポーネントを使用してカメラデータにアクセスする