Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用

ストリーミング仮想テクスチャリングをプロジェクトで使用可能にする

この機能は実験的であり、本番環境では使用できません。機能とドキュメントは今後、変更または削除される可能性があります。

ストリーミング仮想テクスチャリング (Streaming Virtual Texturing, SVT) を使用可能にするには、プロジェクトで Virtual Texturing を有効にする必要があります。これを行うには、Edit > Project Settings > Player に移動し、Virtual Texturing の設定を有効にします。

仮想テクスチャリングは、すべてのプラットフォームで共有されるプロジェクト全体の設定です。仮想テクスチャリングをサポートしていないプラットフォームおよびグラフィックス API 用のプレイヤーはビルドできません。仮想テクスチャリングは、プロジェクトでこの機能を使用しなくても、バッファなどのリソースを割り当てることができるため、使用する予定がない場合は仮想テクスチャリングを有効にしないでください。

プロジェクトで仮想テクスチャリングを有効にすると、以下のコンパイラーディレクティブが追加されます。

  • ENABLE_VIRTUALTEXTURES: C# の定義で、プロジェクトで仮想テクスチャリングをサポートしている場合に True であると評価します。
  • ENABLE_VIRTUALTEXTURING: C++ および C# エディターの定義で、現在のビルドターゲットで仮想テクスチャリングが可能な場合に True であると評価します。
  • UNITY_VIRTUAL_TEXTURING: ENABLE_VIRTUALTEXTURES のシェーダーバージョン。

なお、これらの名称は Unity の今後のバージョンで変更される可能性があります。

ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用