Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ポストプロセッシングの概要
URP でのポストプロセスエフェクトとフルスクリーンエフェクト

ポストプロセスエフェクトの可用性リファレンス

この表には、Unity のさまざまなポストプロセスソリューションで利用可能なポストプロセスエフェクトと全画面エフェクト、それらのエフェクトを見つける方法、同様の結果を得るために使用できる他のエフェクトに関する情報が含まれています。

以前のバージョンの Unity では、すべてのポストプロセスエフェクトとフルスクリーンエフェクトは、同じ方法で適用されていました。カメラへコンポーネントを追加する方法です。最近のバージョンの Unity では、これらのエフェクトを異なる方法で適用できます。

ノート: Unity では、使用しているレンダーパイプラインによって、エフェクトの実装が異なります。つまり、パッケージによって、エフェクトの性能、外観、設定などが異なるということです。

ポストプロセスエフェクトとパイプラインのサポート

エフェクト名 説明 URP 統合ソリューションで利用できるか HDRP 統合ソリューションで利用できるか PPv2 パッケージで利用できるか
Ambient Occlusion Ambient Occlusion エフェクトは、シーンの中で環境光にさらされていない部分を暗くします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Ambient Occlusion 参照。

アンビエントオクルージョンは、ベイクしたライティングの一部として適用することもできます。詳細は、ベイクしたアンビエントオクルージョンを参照してください。
はい

Volume Override を使用して SSAO (スクリーンスペースアンビエントオクルージョン) から選択するか、Ray-Traced Ambient Occlusion を選択します。

マテリアルごとのアンビエントオクルージョンを適用することもできます。

アンビエントオクルージョンは、ベイクしたライティングの一部として適用することもできます。詳細は、ベイクしたアンビエントオクルージョンを参照してください。
はい

ポストプロセス: Ambient Occlusion 参照。
アンビエントオクルージョンは、ベイクしたライティングの一部として適用することもできます。詳細は、ベイクしたアンビエントオクルージョンを参照してください。
Anti-aliasing Anti-aliasing エフェクトは、シーンの端の外観を柔らかくします。
レンダーパイプラインに応じて、MSAA (ハードウェアアンチエイリアス)、または FXAA、SMAA、TAA (アンチエイリアスのポストプロセスエフェクト) を使用することができます。
はい

FXAA と SMAA は Camera コンポーネントで有効にできます。

Quality Settings で MSAA (ハードウェアアンチエイリアス) を設定することもできます。
はい

FXAA、SMAA、および TAA は、Project Settings > Frame Settings > HDRP Default Settings で実装されます。詳細は、HD レンダーパイプラインのアンチエイリアスを参照してください。

HDRP アセットで MSAA (ハードウェアアンチエイリアス) を設定することもできます。詳細は、HD レンダーパイプラインのアンチエイリアスを参照してください。
はい

FXAA、SMAA、TAA については、ポストプロセス: アンチエイリアスを参照してください。

Quality Settings で MSAA (ハードウェアアンチエイリアス) を設定することもできます。
Auto Exposure Auto Exposure (自動露出) エフェクトは、中間調に合わせて画像の露出を動的に調整します。 いいえ はい

HD レンダーパイプライン: Exposure Volume OverrideModeAutomatic に設定されている場合)。
はい

ポストプロセス: Auto Exposure を参照。
Bloom Bloom エフェクトは、画像内の明るい部分を光らせる効果があります。ブルームはパッケージによって動作が異なり、必要な設定も異なりますので、詳細は各パッケージの説明書を参照してください。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Bloom 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Bloom 参照。
はい

ポストプロセス: Bloom 参照。
Channel Mixer Channel Mixer では、各入力色のバランスを調整することができます。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Channel Mixer 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Channel Mixer 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の Channel Mixer 参照。
Chromatic Aberration Chromatic Aberration (色収差) エフェクトは、画像の暗い部分と明るい部分の境界に沿って色を分散させます。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Chromatic Aberration 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Chromatic Aberration 参照。
はい

ポストプロセス: Chromatic Aberration 参照。
Color Adjustments Color Adjustments (カラー調整) エフェクトを使用すると、レンダリングされた最終的な画像の全体的なトーン、明度、コントラストを変更することができます。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Color Adjustments 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Color Adjustments 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の Tone 参照。
Color Curves Color Curves エフェクトを使用すると、色相、彩度、明度の特定の範囲を調整することができます。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Color Curves 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Color Curves 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の Grading Curves 参照。
Fog Fog エフェクトは、屋外環境でのフォグやミストの外観をシミュレートします。 いいえ はい

HD レンダーパイプライン: Fog Volume Override を参照してください (フルスクリーンエフェクトやポストプロセスエフェクトとしては実装されていないことに注意してください)。
はい

ポストプロセス: Deferred Fog 参照。
Depth of Field Depth of Field (被写界深度) エフェクトは、画像の背景をぼかし、前景のオブジェクトにはピントが合います。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Depth of Field 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Depth of Field 参照。
はい

ポストプロセス: Depth of Field 参照。
Grain Grain エフェクトは、画像上にフィルムノイズをオーバーレイします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Film Grain 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Film Grain 参照。
はい

ポストプロセス: Grain 参照。
Lens Distortion Lens Distortion (レンズディストーション) エフェクトは、現実のカメラレンズの形状によって生じる歪みをシミュレートします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Lens Distortion 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Lens Distortion 参照。
はい

ポストプロセス: Lens Distortion 参照。
Lift, Gamma, Gain Lift, Gamma, Gain エフェクトを使用すると、3 方向のカラーグレーディングを行うことができます。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Lift, Gamma, Gain 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Lift, Gamma, Gain 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の Trackballs 参照。
Motion Blur Motion Blur エフェクトは、カメラの動きの方向に画像をぼかします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Motion Blur 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Motion Blur 参照。
はい

ポストプロセス: Motion Blur 参照。
Panini Projection Panini Projection (パニーニ投影) エフェクトは、広視野角に起因する画像の端の歪みを補正します。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Panini Projection 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Panini Projection 参照。
いいえ
Screen Space Reflection Screen Space Reflection エフェクトは、濡れた床面や水たまりをシミュレートした微妙な反射を作り出します。 いいえ はい

HD レンダーパイプライン: Screen Space Reflection 参照。
はい

ポストプロセス: Screen Space Reflection 参照。
Shadows Midtones Highlights Shadows Midtones Highlights エフェクトは、画像内のシャドウ、ミッドトーン、ハイライトの色合いと明度を個別に制御します。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Shadows, Midtones, Highlights 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Shadows Midtones Highlights 参照。
いいえ
Split Toning Split Toning エフェクトは、画像の 2 つの異なるトーンを 2 つの特定の色にマップします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Split Toning 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Split Toning 参照。
いいえ
Tonemapping Tonemapping エフェクトは、画像の値をハイダイナミックレンジ (HDR) 色に再マップします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Tonemapping 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Tonemapping 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の Tonemapping 参照。
Vignette Vignette エフェクトは画像の端を暗くします。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: Vignette 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: Vignette 参照。
はい

ポストプロセス: Vignette 参照。
White Balance White Balance エフェクトは、画像の白い部分を維持し、白い部分を中心に他のトーンのバランスを調整します。 はい

ユニバーサルレンダーパイプライン: White Balance 参照。
はい

HD レンダーパイプライン: White Balance 参照。
はい

****ポストプロセス: Color Grading の White Balance 参照。
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URP でのポストプロセスエフェクトとフルスクリーンエフェクト