Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ウェブプロキシを介した Unity の使用
自動プロキシ設定用の認証情報の保存 (Windows)

自動プロキシ設定の有効化

Unity の自動プロキシ設定機能と互換性のある環境の場合は、それを使用するようにクライアントコンピューターを設定する必要があります。

ウェブプロキシを介した Unity の使用 で説明されている解決策を確認し、環境が Unity の自動プロキシ設定機能をサポートしているかどうか確認します。

Unity の自動プロキシ設定機能を手動で有効にするか、よりスケーラブルな方法で有効にするかにかかわらず、クライアントコンピューターを以下のように設定します。

  1. クライアントコンピューターに以下のディレクトリが存在するかどうか確認し、存在しない場合は作成します。

    • Windows: C:\ProgramData\Unity\config
    • macOS: /Library/Application\ Support/Unity/config
  2. 前のステップのディレクトリに services-config.json ファイルがあるかどうか確認し、ない場合は作成します。

  3. このファイルに "enableProxyAutoconfig" キーを追加し、true 値を割り当てます。このファイルを作成する場合は、以下の例のようにしてください。

    {
        "enableProxyAutoconfig": true
    }
    
  4. services-config.json ファイルを保存します。

自動プロキシ設定を有効にすると、組織のウェブプロキシで認証が必要な場合、Unity アプリケーションは Windows または macOS で保存されているユーザー認証情報を探します。認証情報が保存されていないか正しくない場合、以下のような問題が発生します。

  • 新しいプロジェクトの作成時に Unity Hub でプロジェクトテンプレートを使用できません。
  • パッケージの検索やダウンロードなどの Package Manager 操作が失敗します。この場合、エディターの Console ウィンドウにエラーメッセージが表示されます。
プロキシ認証失敗後のコンソールエラー
プロキシ認証失敗後のコンソールエラー

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