Trails モジュールは、パーティクルに指定した割合でトレイルを追加するために使用されます。
このセクションの一部のプロパティでは、異なるモードを使用して値の設定が行えます。使用可能なモードについての詳細は、時間経過で変化するプロパティを参照してください。
| プロパティ | 機能 |
|---|---|
| Mode | パーティクルシステムのトレイルの生成方法を選択します。 - Particle モードは、各パーティクルがその通り道に静止したトレイルを残す効果を作ります。 - Ribbon モードは、各パーティクルの年齢に基づいてつながるリボン状のトレイルを作成します。 |
| Ratio | 0 から 1 の範囲の値で、トレイルが割り当てられたパーティクルの比率を指定します。トレイルはランダムに割り当てられるため、この値は確率を示します。 |
| Lifetime | トレイル内の各頂点の生存期間。属しているパーティクルの生存期間の乗数で指定します。新しい頂点がトレイルに追加されると、各頂点はその生存期間より長く存続した後に消えます。 |
| Minimum Vertex Distance | トレイルに新しい頂点が加えられる前に、パーティクルが移動する距離を指定します。 |
| World Space | 有効にすると、トレイルの頂点は、Local Simulation Space を使用してもパーティクルシステムのゲームオブジェクトに連動しません。代わりに、トレイルの頂点はワールドに置かれ、パーティクルシステムの動きは無視されます。 |
| Die With Particles | 有効にすると、パーティクルが消滅するとすぐに、トレイルは消えます。有効でない場合、残っているトレイルはその残りの生存期間に基づいて自然に消滅します。 |
| Ribbon Count | パーティクルシステム全体でレンダリングするリボンの数を選択します。値 1 は、リボンを 1 つ作成し、各パーティクルをつなげます。値が 1 より大きい場合は、N 番目のパーティクルごとにリボンを作成します。例えば、値が 2 の時は、1 つのリボンがパーティクル 1、3、5 をつなぎ、他のリボンがパーティクル 2、4、6 をつなぎます。パーティクルの順序は、その年齢に基づいて決定されます。 |
| Split Sub Emitter Ribbons | 補助的なエミッターとして使用されるシステムで有効にすると、同じ親システムから生成されたパーティクルが 1 つのリボンを共有します。 |
| Texture Mode | パーティクルトレイルにテクスチャを適用する方法を選択します。 - Stretch モードは、トレイルの全長に沿ってテクスチャを引き伸ばします。 - Tile は、N ユニットの距離ごとにテクスチャを繰り返します。繰り返し率は、Material の Tiling パラメーターに基づいて制御されます。 - Repeat per Segment モードは、トレイルに沿ってテクスチャを繰り返します。トレイルセグメントごとに 1 回の割合で繰り返します。繰り返し率は、Material の Tiling パラメーターに基づいて制御されます。 - Distribute per Segment モードは、トレイルの全長に沿ってテクスチャを 1 回マッピングします。すべての頂点間隔は均等であると仮定します。 |
| Size affects Width | 有効にすると、トレイル幅はパーティクルサイズによって乗算されます。 |
| Size affects Lifetime | 有効にすると、トレイルの生存期間はパーティクルサイズによって乗算されます。 |
| Inherit Particle Color | 有効にすると、トレイルの色はパーティクルの色によって調節されます。 |
| Color over Lifetime | このカーブで、アタッチされているパーティクルの生存期間にわたりトレイル全体の色を制御します。 |
| Width over Trail | このカーブで、トレイル全長にわたる幅を制御します。 |
| Color over Trail | このカーブで、トレイル全長にわたる色を制御します。 |
| Generate Lighting Data | 有効にすると、法線と接線を含むトレイルジオメトリがビルドされます。これにより、例えば、スタンダードシェーダーやカスタムシェーダーなどを通してシーンライティングを用いるマテリアルを使うことが可能になります。 |
| Shadow Bias | ライトの向きに沿って影を移動します。これにより、ビルボードのトレイルジオメトリでボリュームを概算することによって生じるシャドウイングアーティファクトが除去されます。 |