シーンでのゲームオブジェクトの選択制御のオン/オフを切り替えて、シーンビューで選択可能なゲームオブジェクトを選択できます。デフォルトでは、すべてのゲームオブジェクトが選択可能であり、シーンビューで選択することができます。ゲームオブジェクトの選択制御を無効にして、そのゲームオブジェクトがシーンビューの選択対象に追加されないようにすることができます。例えば、10,000 を超えるオブジェクトがある大きなシーンで作業している場合、特定のゲームオブジェクトが選択されないように一時的にブロックして、誤って編集されるのを防ぐことができます。
シーンの選択制御が無効になっているゲームオブジェクトは、シーンビューに描画されますが、シーンビューで選択したり変更したりすることはできません。選択可/不可の状態は、エディター内と、 選択制御が設定されているプロジェクトのユーザーのみに保持されます。ゲームオブジェクトの選択状態を変更しても、シーンの変更としては記録されません。
シーンの選択制御は、シーンの可視性の制御とよく似ています。
Hierarchy ウィンドウから個々のゲームオブジェクトに対してシーンでの選択可/不可を制御します。
シーンでのゲームオブジェクトの選択可/不可を切り替えるには、以下のようにします。
Hierarchy ウィンドウでゲームオブジェクトの選択可/不可のアイコンをクリックすると、ゲームオブジェクトとその子の選択の有効/無効を切り替えることができます。ゲームオブジェクトとその子の選択可/不可を切り替えると、ターゲットのゲームオブジェクトから階層の一番下まで、すべての子ゲームオブジェクトに影響します。
シーンビューでゲームオブジェクトを選択して L キーを押し、ゲームオブジェクトと子の選択範囲を切り替えます。
Hierarchy ウィンドウで、Alt キー (macOS: Option) を押しながらゲームオブジェクトの選択可/不可アイコンをクリックすると、そのゲームオブジェクトのみの選択制御の有効/無効を切り替えることができます。単一のゲームオブジェクトの選択可/不可を切り替えても、その子オブジェクトには影響しません。子オブジェクトは、以前から設定されていた選択可/不可の状態を保持します。
選択可/不可の制御は、ゲームオブジェクトのブランチ全体、または 1 つのゲームオブジェクトで切り替えることができるため、選択可能なゲームオブジェクトであっても、その子や親は選択できない場合があります。選択可能なものと不可なものを追跡するために、選択可/不可を制御するアイコンが変化して、各ゲームオブジェクトのオブジェクトの状態を表示します。
Hierarchy ウィンドウで行ったシーンでの選択制御の変更は、永続的です。シーンでの選択制御の変更は、Select All (すべて選択)、Deselect All (すべて選択解除) を使用したり、シーンを閉じて再度開くたびに再適用されます。
| スクリーンショットの注釈 | 選択制御のアイコン | 説明 |
|---|---|---|
| A | ![]() |
このゲームオブジェクトは選択できますが、その子の一部は選択できません。 |
| B | ![]() |
このゲームオブジェクトを選択することはできませんが、その子の一部を選択することはできます。 |
| C | ![]() |
このゲームオブジェクトもその子も選択できません。 |
| D | ![]() |
このゲームオブジェクトとその子を選択できます。このアイコンは、ゲームオブジェクトにカーソルを合わせたときにのみ表示されます。 |