Live Capture について
Live Capture パッケージを使用すると、Unity Virtual Camera と Unity Face Capture のコンパニオンアプリに接続し、カメラモーションと顔のパフォーマンスをキャプチャして記録できます。
使用可能なクライアントアプリケーション
現時点では、Live Capture パッケージと互換性がある 2 つのアプリケーションを利用できます (iOS 向け)。
- Unity Virtual Camera アプリケーション を使用すると、iPhone または iPad で、Unity シーン内に実際にいるかのようにカメラモーションをキャプチャして記録できます。
- Unity Face Capture アプリケーション を使用すると、iPhone または iPad で顔の動きをキャプチャして記録し、Unity シーン内のキャラクターに適用できます。
Live Capture パッケージの機能
- データソースと Unity エディター間の 接続 を管理できます。
- Take システム を使用して、Live Capture のテイクを記録、管理、再生できます。
- タイムコードの同期 によって、すべてのデータソースを一時的に同期し、Unity エディターで同期ステータスを管理できます。
インストール
このドキュメントで説明されている機能を使用するための要件は以下のとおりです。
- Unity エディターに Live Capture パッケージをインストール し、特定のシステム要件を満たす。
- モバイルデバイスに、使用する機能に応じた コンパニオンアプリをインストール する。
- 特定のネットワーク要件を満たす。
Live Capture パッケージのインストール
Live Capture パッケージをインストールするには、Package Manager のドキュメント の手順を実行してください。
要件 | |
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Unity エディター | Unity エディター 2021.3 以降のバージョン。 |
プラットフォーム | Windows または macOS。 |
モバイルデバイスへのアプリケーションのインストール
Unity Virtual Camera と Unity Face Capture アプリケーションは現在、iPhone と iPad で利用できます。
アプリケーション名 | デバイス要件 | アプリケーションの入手 |
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Unity Virtual Camera | 次の条件を満たす iPad または iPhone: • iOS 14.5 以降 • ARKit 機能 (必須 iOS バージョンに含まれる) |
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Unity Face Capture | 次の条件を満たす iPhone または iPad: • iOS 14.6 以降 • ARKit フェイストラッキング 機能 (Face ID 対応のデバイス または A12 Bionic チップ搭載のデバイス) |
ネットワーク要件
モバイルデバイスと Unity エディターのワークステーションが、同一のネットワーク にアクセスできる必要があります。
アクティブな VPN をすべて 無効 にする必要があります。
Windows 10 の場合、Wi-Fi ネットワークを 非公開 に設定する必要があります。
ファイアウォール で、Unity エディタープログラムがローカルネットワークの外部アプリケーションからの インバウンド接続 を取得できるよう許可します。
Windows でこれらのネットワーク要件を満たす方法について、詳細を確認してください。
既知の問題と制限事項
Live Capture パッケージとコンパニオンアプリで生じる可能性がある現時点での 既知の問題と制限事項 のリストを確認してください。いくつかの解決策もまとめられています。