XR プロジェクトは、Unity Hub の XR テンプレートを使用して作成できます。また、XR 以外のプロジェクトから開始することも可能です。
XR プロジェクトを作成するには、まず以下のタスクを実行する必要があります。
注意XR デバイスのメーカーによっては、追加的な要件を求めることがあります。例えば、プラットフォーム用のアプリケーションの作成にあたって、開発者アカウントへのサインアップが必要な場合があります。このような要件については、Unity ドキュメントの範囲外となります。
新しい XR プロジェクトを作成する最も簡単な方法は、Unity Hub で XR テンプレートを使用することです。これらのテンプレートで作成したプロジェクトには、XR Plug-in Management システム、一般的な XR プラグインとサポートパッケージ、XR コンポーネントの設定された開始シーンが、すでに設定されています。
このバージョンの Unity では、以下の XR テンプレートなどを使用できます。
| テンプレート | バージョン | 説明 |
|---|---|---|
| AR Mobile テンプレート | 2.0 | モバイル拡張現実 (AR) プロジェクト用。このテンプレートでは、URP、AR Foundation、iOS、Android、XR Interaction Toolkit のプロジェクトを設定します。モバイルデバイスでの AR 開発に対応するプロジェクトの設定方法を説明するためのサンプルシーンとアセットが含まれています。 |
| Mixed Reality テンプレート | 2.0 | 複合現実 (MR) プロジェクト用。このテンプレートでは、URP、OpenXR、AR Foundation、XR Interaction Toolkit のプロジェクトを設定します。MR に対応するプロジェクトの設定方法を説明するためのサンプルシーンとアセットが含まれています。 |
| VR テンプレート | 9.0 | 仮想現実 (VR) プロジェクト用。このテンプレートでは、URP、OpenXR、XR Interaction Toolkit のプロジェクトを設定します。インタラクティブ VR に対応するプロジェクトの設定方法を説明するためのサンプルシーンとアセットが含まれています。 |
| VR Multiplayer テンプレート | 2.0 | マルチプレイヤー機能を備えた仮想現実 (VR) プロジェクト用。このテンプレートでは、URP、Netcode for Game Objects、Unity Cloud Gaming Services、XR Interaction Toolkit のプロジェクトを設定します。マルチプレイヤー VR 体験に対応するプロジェクトの設定方法を説明するためのサンプルシーンとアセットが含まれています。 |
新規プロジェクトの作成時に、Unity Hub からテンプレートを選択します。
テンプレートを使用して XR プロジェクトを作成する手順:
ヒント:XR プロジェクトを作成したら、Project Settings の XR Plug-in Management セクションに移動して、サポートしたいプラットフォームのプラグインを有効にします。XR Plug-in Management ページにプラットフォームのタブが表示されない場合は、Unity Hub を使用してプラットフォームモジュールをエディターのインストールに追加します。
既存の非 XR プロジェクトを、以下の手順で変換することができます。