Linux プラットフォームで Unity アプリケーションをビルドするには、以下のステップに従います。
Linux プラットフォームで Unity アプリケーションをビルドする場合、Unity は以下のファイルを生成します。ProjectName はアプリケーションの名前です。
ProjectName.x86_64: アプリケーションのプロジェクト実行ファイルです。起動時に Unity エンジンを呼び出すプログラムのエントリーポイントが含まれます。UnityPlayer.so: この .so ファイルにはネイティブの Unity エンジンコードがすべて含まれます。Unity Technologies 証明書で署名されており、悪意のあるエンティティによってエンジンコードが改ざんされていないことを保証します。*.pdb ファイル: マネージ (C#) コードのデバッグに使用できるシンボルファイルです。Build Settings ウィンドウで Development Build を有効にすると、これらのファイルがビルドディレクトリ内にコピーされます。*_s.debug ファイル: ネイティブ (C/C++) コードのデバッグに使用できるシンボルファイルです。Build Settings ウィンドウで Development Build を有効にすると、これらのファイルがビルドディレクトリ内にコピーされます。ProjectName_Data フォルダー: このフォルダーには、アプリケーションの実行に必要なすべてのデータが含まれます。libdecor-0.so.0: この .so ファイルは Linux 共有ライブラリで、Wayland クライアントがクライアント側のウィンドウ装飾を管理するために使用します。これにより、さまざまなコンポジターで一貫したウィンドウ動作と外観が保証されます。libdecor-cairo.so: この .so ファイルは Linux 共有ライブラリで、Cairo グラフィックスと libdecor を統合します。Wayland でクライアント側の装飾をレンダリングして、視覚的な一貫性とパフォーマンスを向上します。IL2CPP スクリプティングバックエンドを使用している場合は、アプリケーションプレイヤービルドに以下のファイルとフォルダーも含まれます。
GameAssembly.so: この .so ファイルには、パフォーマンスを向上させるためにネイティブコード (C/C++) に変換されたすべてのマネージ (C#) ゲームロジックとスクリプトが含まれています。ProjectName_BackUpThisFolder_ButDontShipItWithYourGame フォルダー: このフォルダーには、IL2CPP のビルド中に生成される中間ファイルが含まれています。このファイルは、配布ではなくデバッグに役立ちます。