カスタムアセットパックを作成するには、.androidpack で終わる名前のディレクトリを作成します。このディレクトリは、プロジェクトの Assets ディレクトリの任意の場所、または任意のサブディレクトリに置くことができます。
重要: Unity は、.androidpack ディレクトリからアセットをインポートしないため、カスタムアセットパックのアセットを Unity シーンで直接使用することはできません。カスタムアセットパックのアセットを使用するには、手動でアクセスし、ランタイムに動的にロードする必要があります。この方法については、ランタイムのアセットパックの管理 を参照してください。
以下のステップでは、MyAssets1 という名前のカスタムアセットパックの作成方法を説明します。
MyAssets1.androidpack という名前を付けます。これは新しいアセットパックのルートフォルダーです。アセットパックのコンテンツは、Android Studio が期待する構造と一致する必要があります。一致しないと、プロジェクトのビルドに失敗します。期待される構造の詳細については、Asset Delivery を統合する を参照してください。唯一の例外は、build.gradle ファイルを追加する必要がないことです。Assets1.androidpack や MyAssets1.androidpack のように、アセットパック名が類似していると、Android App Bundle (AAB) のビルドが失敗します。src/main/assets にアセットを配置します。on-demand となっているため、配信モードを変更しない場合は、ランタイムに手動でアセットパックをダウンロードする必要があります。この方法については、ランタイムのアセットパックの管理 を参照してください。build.gradle というファイルを作成します。このファイルに以下の内容を貼り付けます。apply plugin: 'com.android.asset-pack'
assetPack {
packName = "MyAssets1"
dynamicDelivery {
deliveryType = "fast-follow"
}
}
これにより、配信モードが fast-follow に設定され、Google Play がアプリケーションをインストールした後にアセットパックを自動的にダウンロードします。このファイルの形式の詳細については、Asset Delivery を統合する を参照してください。
ノート: build.gradle ファイルで指定する packName は、設定したアセットパックディレクトリ名 (.androidpack拡張子なし) と一致する必要があります。