ColorField

ColorField は、ユーザーがカラーピッカーから色を選択するため、のエディター専用のコントロールです。アルファチャンネルと HDR カラーをサポートします。アルファチャンネルは、色の透明度レベルを表す追加のチャンネルです。HDR カラーは、対応する色の輝度幅が広く、標準色よりも幅広い範囲を表すことができます。

ノート: 要素を Inspector ウィンドウの他のフィールドと揃えるには、.unity-base-field__aligned USS クラスを適用します。詳細については、BaseField を参照してください。

ColorField の作成

ColorField は UI Builder、UXML、または C# で作成できます。以下の C# の例では、デフォルトの色で ColorField を作成し、アルファチャンネルとスポイトを有効にして、色を HDR 値として扱います。

using UnityEditor.UIElements;
...
var colorField = new ColorField();
colorField.value = new Color(0.5f, 0.5f, 0.5f, 1.0f);
colorField.showAlpha = true;
colorField.showEyeDropper = true;
colorField.hdr = true;

例

以下の UXML 例では、ColorField を作成します。

<UXML xmlns="UnityEngine.UIElements" xmlns:uie="UnityEditor.UIElements">
    <uie:ColorField label="UXML Field" name="the-uxml-field" />
</UXML>

以下の C# の例では、ColorField のカスタマイズ可能な機能の一部を示しています。

/// <sample>
// Get a reference to the field from UXML and assign a value to it.
var uxmlField = container.Q<ColorField>("the-uxml-field");
uxmlField.value = Color.red;

// Create a new field, disable it, and give it a style class.
var csharpField = new ColorField("C# Field");
csharpField.SetEnabled(false);
csharpField.AddToClassList("some-styled-field");
csharpField.value = uxmlField.value;
container.Add(csharpField);

// Mirror the value of the UXML field into the C# field.
uxmlField.RegisterCallback<ChangeEvent<Color>>((evt) =>
{
    csharpField.value = evt.newValue;
});
/// </sample>

この例を Unity でライブ体験するには、Window > UI Toolkit > Samples の順に移動します。

C# の基本クラスと名前空間

C# クラス: ColorField
名前空間: UnityEditor.UIElements
基本クラス: BaseField_1

メンバー UXML 属性

この要素は以下のメンバー属性を持ちます。

継承された UXML 属性

この要素は基本クラスから以下の属性を継承します。

この要素は VisualElement から以下の属性も継承します。

USS クラス

以下の表は、すべての C# パブリックプロパティ名と、それに関連する USS セレクターのリストです。

Inspector または UI Toolkit Debugger の Matching Selectors セクション を使用して、階層のすべてのレベルで VisualElement のコンポーネントに影響する USS セレクターを確認することもできます。

追加リソース

• HDR カラーピッカーのリファレンス
• ハイダイナミックレンジ