データバインディングは、MonoBehaviour の string プロパティなどの非 UI オブジェクトのプロパティを、TextField の value プロパティなどの UI オブジェクトのプロパティと同期します。バインディングは、プロパティとそれを変更するビジュアルコントロールの間のリンクを指します。データバインディングを使用して、プロパティと特定のビジュアル要素との間で値を同期させます。そのため、UI で値が変更されたときに、イベントハンドラーを書く必要はありません。
UI Toolkit は、エディター UI とランタイム UI のバインディングを作成するために使用できる、2 種類のデータバインディングシステムをサポートしています。
| トピック | 説明 |
|---|---|
| バインディングシステムの比較 | ランタイムバインディングと SerializedObject データバインディングを比較します。 |
| ランタイムデータバインディング | プレーンな C# objectのプロパティを、UI コントロールのプロパティにバインドします。このタイプのデータバインディングは、ランタイム UI で使用できます。シリアル化されたデータでなければ、エディター UI でも使用できます。 |
| SerializedObject のデータバインディング |
SerializedObject のプロパティを、UI コントロールのプロパティにバインドします。このタイプのデータバインディングは、エディター UI でのみ使用できます。 |