Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
フレームデバッガーのイベント情報のリファレンス
RenderDoc の統合

レンダリングの Statistics ウィンドウリファレンス

ゲームビューには、再生モード中のアプリケーションのリアルタイムのレンダリング情報を表示する Statistics ウィンドウがあります。このウィンドウを開くには、ゲームビューの右上隅にある Stats ボタンをクリックします。すると、ゲームビューの右上にオーバーレイで Statistics ウィンドウが表示されます。Graphics セクションウィンドウに表示されるレンダリング統計は、パフォーマンスの最適化に役立ちます。利用可能な統計のセットは、ビルドターゲットによって異なります。

リアルタイムでレンダリングの統計情報を表示する Statistics ウィンドウ
リアルタイムでレンダリングの統計情報を表示する Statistics ウィンドウ

Statistics

Statistics ウィンドウの Graphics セクションには、以下の情報が表示されます。

統計 説明
FPS Unity が 1 秒間に描画可能な現在のフレーム数。
CPU Main:1 フレームの処理にかかった合計時間。この数値には、Unity がアプリケーションのフレーム更新を処理するのにかかった時間と、Unity がエディターでシーンビューや他のエディターウィンドウを更新したり、エディターのみのタスクを処理したりするのにかかった時間が含まれます。
Render:1 フレームのレンダリングにかかった時間。この数値には、Unity がゲームビューのフレーム更新を処理するのにかかった時間が含まれます。Unity がエディターで要した時間は含まれません。
Batches 1 フレームで Unity が処理する ドローコールバッチ の総数。この数値には、静的、動的、および インスタンス のバッチが含まれます。
Saved by batching Unity がバッチにまとめたドローコールの数。ドローコールのバッチ処理を確実に行うには、異なる ゲームオブジェクト 間でできるだけ頻繁にマテリアルを共有します。同じレンダリング状態の一群のドローコールをバッチ処理するため、マテリアルを変更すると、Unity が新しいバッチを作成します。
Tris Unity が 1 フレーム中に処理する 三角形 の数。この値は ローエンドのハードウェアを最適化 する際に重要です。
Verts Unity が 1 フレーム中に処理する 頂点 の数。この値は ローエンドのハードウェアを最適化 する際に重要です。
Screen 画面の解像度や画面が使用するメモリ量など。
SetPass 1 フレーム中にゲームオブジェクトのレンダリングに使用するシェーダーパスを Unity が切り替えた回数。1 つのシェーダーには複数のシェーダーパスが含まれている場合があり、それぞれのパスでゲームオブジェクトのレンダリングが異なります。各パスで、Unity に新しいシェーダーをバインドする必要があり、これにより CPU オーバーヘッドが発生する可能性があります。
Shadow casters フレーム中の影を作るゲームオブジェクトの数。
Visible skinned meshes フレーム内の スキンメッシュレンダラー の数。
Animation components playing フレーム中に再生される Animation コンポーネントの数。
Animator components playing フレーム中に再生される Animator コンポーネントの数。

アプリケーションのレンダリングのパフォーマンスについて、より詳細な情報が必要な場合は、Profiler ウィンドウの Rendering モジュール を参照してください。

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