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    Unity Toon Shader の概要

    Unity Toon Shader (UTS3) は、セル調の 3D-CG アニメーションに取り組むクリエイターのニーズに応えるために設計されたトゥーンシェーダーセットです。

    Unity Toon Shader は、 Built-in Render Pipeline, Universal Render Pipeline (URP) , High Definition Render Pipeline (HDRP) のすべてのレンダーパイプラインに対応していますが、レンダーパイプラインによって対応する機能に若干の違いがあります。各レンダーパイプラインの機能の違いについての詳細については、機能の違い をご参照ください。

    Unity Toon Shader は、ゲームやアニメーションで長年人気を博した Unity-chan Toon Shader ver 2.0 (UTS2) の後継にあたります。しかし、UTS2 は Built-in Render Pipeline 専用で、大量の異なるシェーダーで構成されており、Package Manager ウィンドウ からインストールできず、ライセンスも Unity が提供する他のソフトウェアとは異なっていました。

    Unity Toon Shaderの機能

    アニメーションの制作では、色の専門家(色彩設計担当者)がシーンごとに細かい色彩設計を指示します。UTSは、この指示書に書かれた色指定を適用することができます。UTSでは、シーン中で設定されている光の色に関係なく、光のあたる部分と影になる部分の色を適用することができます。これはセル画風のキャラクターデザインには欠かせない機能です。UTSは、ディレクショナルライトの色が各マテリアルに対して影響を与えるかどうかを、細かく制御することができます。

    代表的なカラーデザインの指示例
    A: ハイライトカラー
    B: ベースカラー(通常色)
    C: 1影カラー(一号影)
    D: 2影カラー(二号影)

    ベースカラー 、 1影カラー 、 2影カラー の3つの基本色は、 Unity Toon Shader を使ったキャラクターデザインにおいて重要な役割を担っています。3つのカラーマップとコントロールマップの設定 を参照してください。

    Unity Toon Shader は、基本3色の他に、ハイライト、リムライト、エミッション(自己発光)、Angel Ring(天使の輪機能)、マテリアルキャプチャ(MatCap/マットキャップ) やいくつかの特殊マップなど、多彩な機能を提供し ています。

    はじめに から、セルシェーディングの作業を開始します。

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