Version: 2023.2
言語: 日本語
カスタムオーバーレイの作成
グリッドスナップ

ゲームオブジェクトの配置

ゲームオブジェクトの Transform (トランスフォーム) コンポーネントを変更するには、マウスを使ってギズモの軸を操作するか、インスペクターの Transform コンポーネントの数値フィールドに直接値を入力します。

または、シーンビューのツール オーバーレイ またはホットキーで、5 つの Transform の各モードを選択することができます。

  • 移動を選択するには W
  • 回転を選択するには E
  • スケールを選択するには R
  • 矩形トランスフォームを選択するには T
  • トランスフォームを選択するには Y
移動、回転、スケール、矩形トランスフォーム、トランスフォームのギズモ
移動、回転、スケール、矩形トランスフォーム、トランスフォームのギズモ

移動

移動 (Move) ギズモの中心に、3 つの小さな四角形があり、平面上でゲームオブジェクトをドラッグするのに使用します (つまり、1 つの軸は動かさずに、2 つの軸をいっぺんに動かせます)。

移動 (Move) ギズモの中心で、シフトキーを押したままクリックやドラッグを行うと、ギズモは平らな四角形になります。平らな四角形は、ゲームオブジェクトをシーンビューのカメラが向いている方向に紐づけられた平面上で移動できることを示しています。

回転

回転 (Rotate) ツールを選択すると、ゲームオブジェクトの周りに表示されたワイヤーフレーム状のスフィアギズモの軸をクリックアンドドラッグすることにより、ゲームオブジェクトを回転できます。移動ギズモと同様、最後に動かした軸は黄色になります。赤、緑、青のサークルは、移動モードで表示される赤、緑、青軸の周りで回転を行うものと考えてください (赤が x 軸、緑が y 軸、青が z 軸を表しています)。つまり、一番外側にあるサークルを使って、シーンビューの z 軸を中心にオブジェクトを回転させることができます。これはスクリーンスペース内の回転と考えることができます。

スケール

スケール (Scale) のツールを使用すると、クリックしてからギズモの中心の立方体上でクリックアンドドラッグすることで、一度にすべての軸に対して均等にオブジェクトを拡大縮小することができます。また、それぞれの軸を別々に拡大縮小することもできます。しかし、子ゲームオブジェクトがあるときは気を付けてこれを行う必要があります。なぜなら、その結果が予期しない結果になる可能性があるからです。

矩形トランスフォーム

矩形トランスフォーム (RectTransform) は通常、スプライトや UI 要素 などの 2D 要素に使用されます。しかし、3D のゲームオブジェクトを操作するのにも便利です。RectTransform では移動、拡大縮小、回転が 1 つのギズモに備わっています。

  • 四角形のギズモの内側をクリックアンドドラッグして、ゲームオブジェクトを移動します
  • 四角形のギズモの角をクリックアンドドラッグして、ゲームオブジェクトを拡大縮小します
  • 四角形のギズモの辺をドラッグして、1 つの軸の方向に沿ってゲームオブジェクトを拡大縮小します
  • 四角形のギズモの角をドラッグして、2 つの軸の方向に沿ってゲームオブジェクトを拡大縮小します
  • ゲームオブジェクトを回転させるには、四角形の角の少し外側をカーソルで指します。すると、カーソルが回転のアイコンに代わります。ここからクリックアンドドラッグしてゲームオブジェクトを回転します。

2D モードでは、ギズモを使用してシーン内で Z 軸を変更することはできないので注意してください。ただし、他の目的のために Z 軸を使用するある種のスクリプト技術に役立つため、そのような場合はインスペクターの Transform コンポーネントで Z 軸を設定できます。

ゲームオブジェクトのトランスフォームに関する詳細は、Transform を参照してください。

トランスフォーム

トランスフォーム (Transform) は、移動 ツール、回転 ツール、スケール ツールの組み合わせです。 そのギズモには、移動と回転のためのハンドルがあります。ツールハンドルの回転 がローカルに設定されている場合 (下記参照)、 トランスフォームツールには、選択したゲームオブジェクトの拡大縮小のためのハンドルも用意されています。

ギズモのハンドルと位置の切替

ツール設定オーバーレイ
ツール設定オーバーレイ

ツール設定 オーバーレイギズモの処理位置切り替え は、トランスフォームツールのギズモの位置と、ギズモ自体を操作するために使用するハンドルを定義するために使用されます。

位置

ドロップダウンメニューを使用して、PivotCenter 間で切り替えを行います。

  • Pivot は、Transform コンポーネントによって定義された、ゲームオブジェクトの実際のピボットポイントにギズモを配置します。
  • Center は、選択したゲームオブジェクトに基づいてギズモを中央の位置に配置します。

回転

ドロップダウンメニューを使用して、LocalGlobal の切り替えを行います。

  • Local では、ゲームオブジェクトの回転にギズモの回転が連動します。
  • Global では、ギズモをワールド空間の方向に固定します。

スナップ

Unityは 3 種類のスナップを提供します。

  • ワールドグリッドスナップ: ゲームオブジェクトをグリッドには、X、Y、Z 軸に沿って表示されたグリッドにスナップします。または、X、Y、Z 軸に沿って段階的にゲームオブジェクトをトランスフォームします。これは、ワールド、つまり Global のハンドル方向を使用している場合にのみ使用できます。
  • サーフェススナップ: ゲームオブジェクトを コライダー の交点にスナップします。
  • 頂点スナップ: 指定されたメッシュの頂点を別のメッシュの頂点またはサーフェスの位置にスナップします。頂点から頂点に、 頂点からサーフェスに、ピボットから頂点にスナップできます。

プレハブをシーンにドラッグすると、デフォルトではカーソル位置に配置されます。Alt キーを押しながらプレハブをドラッグすると、カーソル位置に対してプレハブのオフセットを保持できます。

サーフェススナップ

ゲームオブジェクトをコライダーの交点にスナップするには、以下を行います。

  1. 移動 ツールがアクティブになっていることを確認します。
  2. Hold Shift+Ctrl (macOS: Shift+Command), then click and hold a GameObject’s tool handle.
  3. ゲームオブジェクトをコライダーで他のゲームオブジェクトにドラッグします。

頂点スナップ

頂点スナップ を使用して、シーンをより素早く組み立てることができます。任意のメッシュの頂点を選択し、その頂点を選択したほかのメッシュの頂点と同じ位置に配置できます。例えば、頂点スナッピングを使って、レーシングゲームのロードの部分を正確に揃えたり、メッシュの頂点位置にパワーアップアイテムを配置することなどに利用できます。

頂点スナップを使用する手順は以下のとおりです。

  1. 操作したいメッシュを選択し、移動 ツールがアクティブになっているのを確認します
  2. Press and hold the V key to activate the vertex snapping mode.
  3. Move your cursor over the vertex on your Mesh that you want to use as the pivot point.
  4. Hold down the left mouse button once your cursor is over the vertex you want and drag your Mesh next to any other vertex on another Mesh.
    • To snap a vertex to a surface on another Mesh, add and hold Shift+Ctrl (macOS: Shift+Command) while you move over the surface you want to snap to.
    • To snap the pivot to a vertex on another Mesh, add and hold Ctrl (macOS: Command) while you move the cursor to the vertex you want to snap to.
  5. Release the mouse button and the V key when you are happy with the results (Shift+V acts as a toggle of this functionality).

Rotate a GameObject towards a point on a collider

Use look-at rotation to rotate a GameObject towards a point on the surface of a collider. This is useful to orient GameObjects towards a target, such as a camera or player.

To use look-at rotation:

  1. In the Scene view, select the GameObject you want to rotate.
  2. In the Tools overlay, select the Rotate tool or press E.
  3. Click the rotate Gizmo handle to select it.
  4. Hold Shift+Ctrl (macOS: Shift+Command) and move your mouse over the surface of a collider you want to rotate the selected GameObject towards.

スクリーンスペーストランスフォーム

Transform ツールを使用している間は、Shift キーを押しながらスクリーンスペースモードを有効にします。 このモードでは、シーンではなく画面に表示されているようにゲームオブジェクトを移動、回転、スケールすることができます。

その他の参考資料

カスタムオーバーレイの作成
グリッドスナップ