Version: 2019.4
言語: 日本語
スコープ付きパッケージレジストリ
自動的に競合を解決

パッケージの競合

パッケージをプロジェクトマニフェストに追加すると、Unity はそのパッケージをプロジェクトの依存関係とみなします。ただし、パッケージは他のパッケージへの依存関係を持つこともできます。そのため、このパッケージを使用するプロジェクトで間接的な依存関係が作成される場合があります。

直接および間接のパッケージ依存関係
直接および間接のパッケージ依存関係

この例では、パッケージ A とパッケージ B をプロジェクトにインストールすると、プロジェクトはパッケージ A とパッケージ B の両方と直接依存関係を持ちます。ただし、パッケージ B がパッケージ C にも依存関係を持つ場合、プロジェクトもパッケージ C へ間接的な依存関係を持つことになります。

プロジェクトが異なるバージョンのパッケージに依存関係している場合、競合が発生します。異なるバージョンのパッケージがどちらもプロジェクトのマニフェストファイルの依存関係に明示的に追加されていない場合、競合は 2 つの間接的な依存関係の間にのみ発生します。

パッケージの競合を解決をするために、Unity は競合したパッケージのバージョン番号と、ルートとパッケージ間の依存関係のレベル数を考慮します。別のバージョンのパッケージを使用したい場合は、Unity の解決をオーバーライドできます。

スコープ付きパッケージレジストリ
自動的に競合を解決