Version: 2017.2
Grain
Dithering

Vignette

ここでは、Post Processing Stack に含まれるデフォルトのエフェクトに関して説明します。

写真では、ビネッティング (vignetting) は、中心と比較して、画像のエッジに向かって暗くし、および/または、彩度を下げることを表す用語です。ビネッティングは、通常、厚いまたは積み重ねられたフィルター、補助レンズ、および不適切なレンズフードによって引き起こされます。 また、画像の中心にフォーカスを引き付けるなどの芸術的な効果によく使用されます。

ビネットを使ったシーン
ビネットを使ったシーン
ビネット無しのシーン
ビネット無しのシーン

Post-processing の Vignette エフェクトには、以下の 2 つがあります。

  • Classic

  • Masked

Classic

Classic モードでは、ビネットの位置、形状、強度をパラメーターを使ってコントロールできます。 これはこのエフェクトを使用する最も一般的な方法です。

Vignette で Classic を選択したときの UI
Vignette で Classic を選択したときの UI

プロパティー

プロパティー 説明
Color ビネットのカラー。透明度にはアルファチャンネルを使用します。
Center ビネットの中心点を設定します (画面の中心は [0.5,0.5])。
Intensity 画面上のビネットの量
Smoothness ビネットの境界線の滑らかさ
Roundness 値を低くすると、より角ばったビネットになります。
Rounded ビネットが完全な円形か、または、現在のアスペクト比に依存するか

最適化

  • 該当なし

要件

  • シェーダーモデル 3

対応するハードウェアと詳細な情報は グラフィックハードウェアの性能とエミュレーション を参照してください。

Masked

Masked のモードでは、カスタムテクスチャマスクを画面に加えて、ビネットエフェクトを作成します。 このモードは、あまり一般的でないビネット効果を出すために使用します。

Vignette で Masked を選択したときの UI
Vignette で Masked を選択したときの UI

プロパティー

プロパティー 説明
Color ビネットのカラー。透明度にはアルファチャンネルを使用します。
Mask ビネットとして使用する黒と白のマスク
Intensity マスクの不透明度

最適化

  • 該当なし

要件

  • シェーダーモデル 3

対応するハードウェアと詳細な情報は グラフィックハードウェアの性能とエミュレーション を参照してください。


  • 2017–05–24 編集レビュー 無しにパブリッシュされたページ

  • 5.6 の新機能

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