Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
URP で法線マップとマスクテクスチャをスプライトへ追加する
URP で Shadow Caster 2D により影を作成する

HDR エミュレーションスケール

2D ライティングシステムのライトはすべて HDR をサポートしています。一般的な RGBA32 カラーチャンネルの値の範囲は 0 から 1 ですが、HDR チャンネルは 1 以上の値を取ることができます。

ライト RGB(1,1,1) HDR ライト RGB(1,1,1) + ライト RGB(2,2,2)
ライト RGB(1,1,1) HDR ライト RGB(1,1,1) + ライト RGB(2,2,2)

しかし、すべてのプラットフォームが HDR テクスチャをネイティブでサポートしているわけではありません。HDR エミュレーションスケールを使用すると、表現可能な色数を圧縮し、その代わりに強度の範囲を拡張できるため、これらのプラットフォームで HDR ライティングを使用できるようになります。スケールは、この強度の範囲の拡張分を表します。この値を大きくしすぎると、望ましくないバンディングが発生することがあります。

ライトの強度のスケールの例:

HDR (参考) ライトの強度のスケール 1 (HDR なし)
HDR (参考) ライトの強度のスケール 1 (HDR なし)
ライトの強度のスケール 4 ライトの強度のスケール 12
ライトの強度のスケール 4 ライトの強度のスケール 12

HDR エミュレーションスケールの値を選択する際に、開発者はシーン内のライトの最大明度の合計を値として選択する必要があります。

URP で法線マップとマスクテクスチャをスプライトへ追加する
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