Unity の グラフィックス設定 (メニュー:Edit > Project Settings > Graphics) には、Transparency Sort Mode という設定があります。これは、カメラとの位置関係でスプライトをソートする方法を制御するために使用します。具体的には、軸上のスプライト位置を利用して、他のスプライトに対して透明であるスプライトを判定します。
この設定を使用できる例は、スプライトを Y 軸に沿ってソートする場合などです。2D ゲームでは非常によく使われます。Y 軸の高い位置にあるスプライトは、低い位置のスプライトの後ろにソートされます。こうすることによって、高い位置にあるスプライトは遠くにあるように見えます。
注:
Transparency Sort Mode を Custom Axis に設定する場合は、Transparency Sort Axis も設定する必要があります。
Transparency Sort Mode が Custom Axis に設定されている場合、シーンビューのレンダラーはカメラからのこの軸の距離に基づいてソートされます。–1 から 1 の間の値を使用して軸を定義します。例: X=0、Y=1、Z=0 は軸の向きを上に設定します。X=1、Y=1、Z=0 は、X と Y の間の対角線の向きに軸を設定します。