Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
スプライトのソート順
スクリプトを使用したスプライトのソート

スプライトのソート

Unity の グラフィックス設定 (メニュー:Edit > Project Settings > Graphics) には、Transparency Sort Mode という設定があります。これは、カメラとの位置関係でスプライトをソートする方法を制御するために使用します。具体的には、軸上のスプライト位置を利用して、他のスプライトに対して透明であるスプライトを判定します。

この設定を使用できる例は、スプライトを Y 軸に沿ってソートする場合などです。2D ゲームでは非常によく使われます。Y 軸の高い位置にあるスプライトは、低い位置のスプライトの後ろにソートされます。こうすることによって、高い位置にあるスプライトは遠くにあるように見えます。

注:

  • Transparency Sort ModeCustom Axis に設定する場合は、Transparency Sort Axis も設定する必要があります。

  • Transparency Sort ModeCustom Axis に設定されている場合、シーンビューのレンダラーはカメラからのこの軸の距離に基づいてソートされます。–1 から 1 の間の値を使用して軸を定義します。例: X=0、Y=1、Z=0 は軸の向きを上に設定します。X=1、Y=1、Z=0 は、X と Y の間の対角線の向きに軸を設定します。

例:Transparency Sort Mode を Custom Axis に設定し、Transparency Sort Axis の Y 値を 0 より高く設定。
例:Transparency Sort ModeCustom Axis に設定し、Transparency Sort AxisY 値を 0 より高く設定。
スプライトのソート順
スクリプトを使用したスプライトのソート