Index Manager
Index Manager (インデックスマネージャー) では、検索インデックスの作成、編集、削除が可能です。プロジェクトにコンテンツを追加したり変更したりすると、インデックスが更新されます。
インデックスのタイプ
- Asset - プロジェクト内の全アセットのインデックス。このインデックスは、プロジェクトの作成時に自動的に作成され、新しいコンテンツを追加または変更した際に再構築されます。アセットインデックスは、プレハブやシーンなどのすべてのアセットを含みますが、シーンのコンテンツやプレハブのネストされた階層はインデックスに含まれません。
- Package - Package 内のアセットを含むインデックス。
- Prefab - Prefab の一部であるゲームオブジェクトのみを含むインデックス。
- Scene - シーン内のアセットのインデックス。
- User - ユーザー用に作成され、プロジェクトとは共有されていないインデックス。
デフォルトでは、Unity は Asset インデックスを作成します。Prefab、Package、Scene、User の各インデックスを使用するには、Index Manager で作成する必要があります。
Index Manager を開くには、Windows > Search > Index Manager の順に選択します。
| File Path | .index ファイルの場所。 | Name | インデックスに付ける名前。 |
| Score | Score は、1 つのインデックスの関連性を他のインデックスよりも高めるために、複数のインデックスで使用される数値です。数値が低いほど、インデックスの関連性で重みが増します。Unity では、高度なインデックス作成シナリオを使用しない限り、デフォルト設定を使用することをお勧めします。 | ||
| Roots | すべてのコンテンツのインデックスを作成するフォルダーを選択します。 | ||
| Packages | Packages を選択すると、プロジェクト内のすべてのパッケージのコンテンツのインデックスが作成されます。 | ||
| Includes | ファイル拡張子 (*.jpg)、インデックス作成する特定のファイル、またはフォルダー。これは Excludes に代わるものです。 | ||
| Excludes | 無視する拡張子、フォルダー、またはファイル。特に、他のプロセスで生成されたファイル、一時ファイル、外部ソースから取得したファイル (アセットストアのプラグイン) に対して有効です。 | ||
| オプション |
Disabled: インデックスを無効にする場合に選択します。デバッグ機能として使用し、インデックスを削除せずにインデックスに対してクエリが実行されることを停止します。 タイプ: オブジェクトタイプ情報にインデックスを作成します。 プロパティすべてのオブジェクトのすべてのプロパティのインデックスを作成します (シーンまたはプレハブの最上位のオブジェクトのみ)。プロパティフィルターを使用してインデックスを検索できます。 サブオブジェクト: Unity シーンのすべてのシーンオブジェクトと FBX のすべてのサブアセットにインデックスを作成します。 依存関係: すべてのアセットのすべての依存関係のインデックスを作成します。この設定を使用すると、はるかに大きなインデックスが作成されます。依存関係フィルターを使用してインデックスを検索できます。 |
Show package indexes | Index Manager でパッケージインデックス (使用可能な場合) を表示する場合に選択します。 |
インデックス結果
以下のタブには、インデックスに関する情報が表示されます。
- アセット: インデックスが作成されたファイルを表示します。
- オブジェクト: (プレハブとシーンのインデックスのみ) オブジェクトの識別子を表示します。
- キーワード: 検索結果をさらに絞り込むために利用可能な、検索可能なプロパティまたはフィルターを表示します。
インデックスサイズ
必要なインデックスオプションを決定するために、この表を参考にしてください。
| プロジェクト規模 | 必要なインデックス |
|---|---|
| アセット数 1000 未満 | Minimal - 最小限のインデックス作成オプションを有効にします。 |
| アセット数 1000 - 2000 | Default - File と Type でプロジェクトアセットのインデックスを作成します。 |
| アセット数 2000 以上 | Extended - File、Type、Properties、Sub objects、および Dependencies でプロジェクトのインデックスを作成します。 |
注意 インデックスにオプションを追加するほど、最初のインデックスを生成するのに時間がかかります。
インデックスを加える
- Index Manager を開きます。
- Index Manager ウィンドウの左ペインにあるプラス (+) 記号をクリックし、作成するインデックスのタイプを選択します。
- 右ペインでインデックスの設定をカスタマイズし、Create をクリックします。
-
Save Index Settings ウィンドウでインデックスに名前を付け、Save をクリックします。
インデックスが自動的に構築されます。プロジェクトの規模やインデックスの設定によっては、この作業に時間がかかる場合があります。
インデックスの編集
- Index Manager を開きます。
- Index Manager ウィンドウの左ペインからインデックスを選択します。
- インデックス名や設定を変更し、Save をクリックします。
注意インデックスを変更して保存しないと、ウィンドウのタイトルの横にアスタリスク (*) が表示されます。保存せずにウィンドウを閉じようとすると、インデックスの保存を促すメッセージが表示されます。保存すると、Unity は加えられた変更内容でインデックスを再構築します。
インデックスの削除
- Index Manager を開きます。
- Index Manager ウィンドウの左ペインからインデックスを選択します。
- マイナス (-) 記号をクリックします。
- Yes をクリックして、インデックスを削除することを確認します。