Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ドープシートモードでの主要操作
アニメーションイベントを追加する

Curves (カーブ) モードの主要操作

Animation ウィンドウを Curves (カーブ) モードで表示するとき、ボックス選択を使って複数キーを選択することができます。ボックス選択を使用して、一度に多くのキーを選択して操作します。

複数キーを選択するには、以下のようないくつかの方法があります。

  • Shift キーを押しながらクリックして、個々のキーを選択します。
  • マウスでドラッグして四角形を描き、複数キーを選択します。
  • Shift キーを押しながらドラッグして四角形を描き、ボックス選択のキーを追加または削除します。
矩形をドラッグして Curves モードで複数のキーを選択する
矩形をドラッグして Curves モードで複数のキーを選択する

キーを選択すると、選択したキーの両側にボックス選択のハンドルが現れます。キーを追加または削除すると、ボックス選択ハンドルは選択したキーを囲むように位置とサイズを自動的に調整します。

選択したキーの両側に表示されているボックス選択ハンドル
選択したキーの両側に表示されているボックス選択ハンドル

選択したキーを移動、スケール、リップル編集 (後述のリップル編集を参照) するにはボックス選択ハンドルを使用します。

選択したキーの移動

ボックス選択内の任意の場所をクリックしてドラッグし、選択したキーを移動します。キーを直接クリックする必要はありません。ボックス選択ハンドルの間の任意のスペースをクリックできます。

選択したキーをドラッグすると、最初と最後のキーの時間が表示され、ボックス選択の位置決めに役立ちます。選択したキーを左にドラッグすると、マウスボタンをリリースしたときに負の時間 (0 より左) のキーが削除されます。

選択したキーをドラッグします。タイムラインバーの下にボックス選択ディスプレイの開始時間と終了時間が表示されます。
選択したキーをドラッグします。タイムラインバーの下にボックス選択ディスプレイの開始時間と終了時間が表示されます。

選択したキーのスケール

Curves モードでは、複数キーを選択するとき、水平方向にスケールしてキーの時間を変えたり、垂直方向にスケールしてキーの値を変えたりすることができます。

水平方向のスケール

選択した複数キーを水平方向にスケールするには、ボックス選択のハンドルを使って選択されたキーを左右にスケールします。このようにすると、キーの値を変えずにその時間を変えることができます。水平方向にスケールするには、左右のボックス選択ハンドルをクリックし、左右にドラッグします。

ハンドルをドラッグするときに、ハンドルをより遠くに移動すると、選択したキー間の距離が広くなります。これにより、アニメーションの速度が低下します。ハンドルを近づけて、選択したキー間の距離を縮めることもできます。これにより、アニメーションが速くなります。

選択したキーを水平方向にスケールすると、最初と最後のキーの時間が表示され、アニメーションのスケールに役立ちます。スケーリング中、一部のキーが互いに同じフレームで終了する場合があります。その場合は、マウスボタンを離したときに、同じフレームにある余分なキーが破棄されます。この場合、最後のキーが保持されます。

選択したキーを水平方向にスケールします。ビューの上部近くに、ボックス選択ディスプレイの開始時間と終了時間が示されています。
選択したキーを水平方向にスケールします。ビューの上部近くに、ボックス選択ディスプレイの開始時間と終了時間が示されています。

垂直方向のスケール

選択した複数キーを垂直方向にスケールするには、ボックス選択のハンドルを使って選択されたキーを上下にスケールします。このようにすると、キーの時間を変えずにその値を変えることができます。垂直方向にスケールするには、上下のボックス選択ハンドルをクリックし、上下にドラッグします。

選択したキーを垂直方向にスケールすると、上下のキーの値が表示され、アニメーションの調整に役立ちます。

選択したキーを垂直にスケーリングすると、キーの値が変更され、時間は維持されます。上下のキーの値が左側に表示されます。
選択したキーを垂直にスケーリングすると、キーの値が変更され、時間は維持されます。上下のキーの値が左側に表示されます。

操作バー

ボックス選択ハンドルに加えて、グレーの操作バーが Curves ウィンドウの上と左に表示されます。これらのグレーの操作バーは、選択したキーを操作する追加メソッドを提供します。

上部と左側の操作バー。赤でハイライトされています
上部と左側の操作バー。赤でハイライトされています

上部の操作バーを使用して、選択した各キーの値を維持しながら時間を変更します。左側の操作バーを使用して、選択した各キーの時間を維持しながら値を変更できます。

複数のキーを選択すると、操作バーの両端に正方形のボックスが表示されます。正方形のボックスをドラッグすると、選択したキーがスケールされます。操作バーの中央をドラッグすると、選択したキーが移動されます。

選択したキーを操作バーで移動またはスケールすると、バーに応じて値または時間が表示されます。例えば、上部の操作バーを移動またはスケールすると、最初と最後のキーの値が表示されます。左側の操作バーを移動またはスケールすると、上下のキーの値がディスプレイされます。

ノート: 正方形のスケールボックスは、複数のキーが選択されている場合にのみ表示されます。また、ビューは操作バーの両端またはいずれかを表示できるように十分にズームアウトする必要があります。

リップル編集

リップル編集は、ボックス選択内のキーを移動またはスケーリングするメソッドです。リップル編集は、選択したキーと同じプロパティにある未選択のキーにも影響します。未選択のキーへの影響は、リップル編集がリップル移動かリップルスケールかによって異なります。

  • リップル移動を行うには、2 キーを押したままボックス選択の内側をドラッグします。ボックス選択が移動し、ドラッグの向きに応じて未選択のキーが左または右にプッシュされます。リップル移動では、未選択のキー間の距離が保持されます。
  • リップルスケールを行うには、2 キーを押したままボックス選択ハンドルの 1 つをドラッグします。選択したキー間の距離は、ドラッグする向きに基づいてスケーリングされます 。また、未選択キーとボックス選択の間の距離を維持しながら、選択されていないキーを左右どちらかにプッシュします。
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