Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ビデオソースの使用
ビデオファイルの互換性

ビデオファイルについて

ビデオファイルはより正確には “コンテナ” と表現できます。これは、ビデオ自体だけでなく、オーディオ、字幕、さらにビデオ映像などの追加のトラックも含めることができるためです。コンテナには、例えば各タイプのトラックが複数存在することもできます。

  • 複数視点

  • ステレオまたは 5.1 オーディオミックス

  • 多言語の字幕

  • 多言語のダイアログ

帯域幅とストレージを節約するために、各トラックのコンテンツは必要に応じてデータを圧縮、解凍する「コーデック」を使用してエンコードされます。

一般的なビデオコーデック形式は H.264で、一般的なオーディオコーデック形式は AAC です。

.mp4, .mov, .webm, .avi などのファイル拡張子はビデオファイルのデータがある種のコンテナー形式を使って処理されていることを示しています。

ハードウェアとソフトウェアのデコード

最新のよく使用されるデバイスのほとんどは、ビデオのデコード専用のハードウェアを備えています。このハードウェアは通常、このタスクの実行に CPU などよりも少ない電力で対応できます。つまり、リソースをビデオのデコード以外のタスクに使用できるということです。

このハードウェアは、プラットフォームごとに異なるネイティブのカスタム API によって向上させることができます。Unity のビデオアーキテクチャは、これらの機能にアクセスするために共通のユーザーインターフェースとスクリプティング API を提供して、これらの違いをカバーしています。

Unity ではソフトウェアベースのビデオデコードも可能です。VP8 ビデオコーデックと Vorbis オーディオコーデックを使用して行います。プラットフォームのハードウェアデコードで、解像度や複数のオーディオトラックの存在、アルファチャンネルのサポートなどに関して、望ましくない制限が発生した場合に便利です (詳しくは透明度についてのドキュメントを参照してください)。


  • 2017–06–15

  • Unity 5.6 の新機能

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