このページでは、Unity のアプリ内課金 (IAP) システムで使用する Amazon アプリストアの設定プロセスについて説明します。Unity IAP API との通信に必要なデジタルレコードと関係の構築、Amazon の開発者用アカウントの設定、Unity IAP アプリケーションのテストと公開が含まれます。
他のプラットフォームと同様に、Amazon ストアでは仮想アイテムや管理対象のアイテムを購入できます。これらのデジタルプロダクトは、文字列識別子と、有効期間を定義する追加のタイプを使用して識別されます。有効期間には、subscription (サブスクリプション可能)、consumable (再購入可能)、non-consumable (1 度だけ購入可能) などの選択肢があります。
複数の Android IAP ストア (例えば Amazon と Google) への同時公開と Android バンドル ID の共有には、ストア間を横断してインストールするという問題があります。詳細については、Android アプリ内課金 (IAP) ストアにおける、ストア間を横断してプロダクトをインストールする場合の問題を参照してください。
Android デバイスの場合は、Amazon アプリストアをダウンロードしてインストールします。
FireOS デバイスの場合、Amazon アプリストアは事前インストールされています。
ノート: FireOS デバイスをターゲットにすることに制限はありませんが、FireOS は Unity のサポート対象プラットフォームではありません。
Amazon アプリストアをインストールしたら、Amazon App Tester をインストールします。
|[11:07:01] user@laptop:/Applications | $ adb devices
List of devices attached
00DA0807526300W5 device
Unity IAP を使用するための設定は数ステップで終了します。
Unity IAP プラグインをインポートします。詳細は、Unity IAP の設定 (Unity 5.3 以降) を参照してください。
IAP ターゲットを設定します。Android のアプリケーションはすでに設定されているはずです。Unity IAP の Window > Unity IAP > Android > Target Amazon のメニュー項目順に選択し、ターゲットストアを設定します。この設定を使用して、Google、Amazon、他の Android ストアを切り替えます。
他の方法としては、API を呼び出します。
UnityPurchasingEditor.TargetAndroidStore(AndroidStore.AmazonAppStore)
Amazon ストアを使用するために Amazon のネイティブ IAP プラグインをダウンロードする必要はありません。このプラグインが提供する機能は、すべて Unity の IAP サービスに含まれているからです。
アプリを追加します。Amazon の開発者ポータルのページから、Add a New App を選択します。
カタログを設定します。以前に作成した製品の説明を使用して、Amazon 開発者ポータルから Amazon のカタログにアイテムを追加します。アプリケーションのページを移動し、In-App Items セクション__を見つけます。Add a Consumable、Add an Entitlement、または Add a Subscription__ のボタンを使用して、カタログを設定します。