GIF Animation Recorder プロパティー
GIF Animation Recorder は、GIF アニメーションファイルを生成します。
このページでは、GIF Animation Recorder タイプ固有の全プロパティーについて説明します。
ノート: レコーダーを完全に設定するには Recorder ウィンドウ または Recorder クリップ のどちらのレコーディングインターフェースを使用しているかに応じて、全般的なレコーディングプロパティーを設定する必要があります。
Animation Recorder プロパティーは、主に 3 つのカテゴリに分類されます。
Capture
このセクションでは、ソースとレコーディングのコンテンツを定義できます。
プロパティー | 機能 | |
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Source | レコーディングの入力元を指定できます。 | |
Targeted Camera | 特定のカメラでキャプチャされたフレームを記録します。 (ゲームビューがそのカメラを使用していない場合でも記録されます)。 このオプションを選択すると、Targeted Camera キャプチャプロパティー が表示されます。 |
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Render Texture Asset | レンダーテクスチャでレンダリングされたフレームを記録します。 このオプションを選択すると、Render Texture Asset キャプチャプロパティー が表示されます。 |
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Texture Sampling | キャプチャ時にソースカメラをスーパーサンプリングして、記録内にアンチエイリアス画像を生成します。 このオプションを選択すると、Texture Sampling のキャプチャプロパティー が表示されます。 |
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Flip Vertical | このオプションを有効にすると、レコーダーは出力画像を垂直に反転させます。 これは、動画を上下逆さまに出力するシステムの補正に役立ちます。 |
Targeted Camera
以下のプロパティーは、Source を Targeted Camera に設定した場合に表示されます。
プロパティー | 機能 | |
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Camera | レコーダーがレコーディングのキャプチャに使用するカメラを指定します。 ノート: 特定のレンダリングパイプライン (HDRP など) を使用している場合、一部のオプションが表示されない場合があります。 |
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ActiveCamera | レコーディング開始時に、アクティブになっているカメラ。 | |
MainCamera | MainCamera タグ が割り当てられたカメラ。 | |
TaggedCamera | 特定の タグ が割り当てられたカメラ。 このオプションを選択した場合は、Tag フィールドに値を入力する必要があります。 |
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Tag | Camera を Tagged Camera に設定した際に検索するカメラタグを指定します。 | |
Output Resolution | 様々な方法で、記録したビューのサイズを設定することができます。 | |
Match Window Size | 現在選択されているゲームビューの解像度とアスペクト比に合わせます。 | |
[プリセット解像度] | FHD (1080p) や 4K (2160p) など、複数の標準的な動画解像度から選択できます。 数値は画像の高さを表しています。画像の幅を設定するには、特定の Aspect Ratio を選択する必要があります。 |
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Custom | W および H フィールドに入力されたカスタム幅および高さの値を使用します。 | |
Aspect Ratio | Output Resolution をプリセットの解像度に設定した場合に、記録されるビューの幅と高さの比率 (w:h) を指定します。 | |
[プリセットアスペクト比] | 16:9 (1.7778) や 4:3 (1.3333) など、複数の標準アスペクト比から選択できます。 | |
Custom | 表示されるフィールドに入力したカスタムアスペクト比 (w:h) を使用します。 | |
Include UI | このオプションを有効にすると、UI ゲームオブジェクトをレコーディングに含むことができます。 このオプションは、Source を ActiveCamera に設定した場合にのみ表示されます。 |
Render Texture Asset
以下のプロパティーは、Source を Render Texture Asset に設定した場合に表示されます。
プロパティー | 機能 |
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Render Texture | レコーダーでキャプチャしたいレンダーテクスチャを指します。 |
Size | 対象となるレンダーテクスチャの実際のサイズ (幅 x 高さ)。 |
Texture Sampling
以下のプロパティーは、Source を Texture Sampling に設定した場合に表示されます。
このキャプチャ方法は、Rendering Resolution の解像度が Output Resolution と同等もしくはそれ以上である場合に使用します。
プロパティー | 機能 | |
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Camera | レコーダーがレコーディングのキャプチャに使用するカメラを指定します。 | |
ActiveCamera | レコーディング開始時に、アクティブになっているカメラ。 | |
MainCamera | MainCamera タグ が割り当てられたカメラ。 | |
TaggedCamera | 特定の タグ が割り当てられたカメラ。 このオプションを選択した場合は、Tag フィールドに値を入力する必要があります。 |
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Tag | Camera を Tagged Camera に設定した際に検索するカメラタグを指定します。 | |
Aspect Ratio | 記録された出力の縦横比。 | |
Supersampling Grid | スーパーサンプリングのパターンに使用するサブピクセルのグリッドのサイズ。 | |
Rendering Resolution | サンプリングする入力の垂直方向の解像度。 | |
Output Resolution | 出力先の垂直方向のレコーディング解像度。 |
Format
このセクションでは、記録した画像を保存するメディア形式を設定できます。
プロパティー | 機能 |
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Num Colors | GIF パレットテーブルで使用する色の数。最大で 256 色の設定が可能。色数が少ないパレットを指定すると、GIF ファイルのサイズは小さくなりますが、画質は低下します。 |
Keyframe Interval | 同じカラーパレットを共有するフレーム数。この数値を増やすと、GIF ファイルのサイズは小さくなりますが、画質は低下します。 |
Max Tasks | 並行してエンコードするフレーム数。この数値を増やすと、Unity が GIF ファイルをエンコードするのにかかる時間を短縮できる場合があります。 |
Output File
このセクションでは、記録した GIF ファイルを保存するための出力 Path (パス) と File Name (ファイル名) のパターン指定ができます。
ノート: Output File プロパティー は、すべてのタイプのレコーダーで共通です。