全般的なレコーディングプロパティー
全般的なレコーディングプロパティーを使用して、レコーダーリスト (Recorder ウィンドウ にリスト) 内のすべてのアクティブなレコーダーのレコーディングを同時に開始または停止できます。レコーディング継続時間とフレームレートの指定が可能です。
レコーダーコントロールと Recording Mode
プロパティー | 機能 | |
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[録画ボタン] |
レコーディングセッションを 開始 または 停止 します。 | |
Start Recording/ Stop Recording |
このボタンは Record Button (上記参照) と同じ機能と動作を持ちます。 | |
Exit Play Mode | このオプションを有効にすると、Unity Recorder がレコーディング終了時に自動的に再生モードを終了します。 | |
Recording Mode | 記録するフレームまたはインターバルを指定できます。 | |
Manual | 手動で Start Recording または Stop Recording をクリックすると、それぞれレコーディングを開始または停止します。 | |
Single Frame | 1 フレームを記録します。Target Frame プロパティーで、記録するフレームを指定してください。 | |
Frame Interval | 再生モード中に連続したフレームを記録することができます。Start と End のプロパティーで、開始と停止のタイミングを指定します。 | |
Time Interval | 再生モード中に、特定の継続時間を秒単位で記録します。Start と End のプロパティーで、開始と停止のタイミングを指定します。 | |
Target Frame | Single Frame モードの際に、キャプチャするフレーム数を指定します。 | |
Start/ End |
• Frame Interval モードの際は、キャプチャするフレーム範囲を値で指定します。 • Time Interval モードの際は、レコーディングの開始と停止のタイミングを秒単位の値で指定します。 |
Frame Rate プロパティー
Frame Rate プロパティー を使用して、レコーディング中のフレームレートの制限方法を指定することができます。フレームレートは、レコーダーが出力するファイルのサイズと数に影響します。
プロパティー | 機能 | |
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Playback | レコーディング中のフレームレートの制御方法を指定します。 | |
Constant | レコーダーに特定のフレームレート制限を適用します。Target プロパティーでレートを指定できます。 | |
Variable | アプリケーションのフレームレートを使用します。 Max FPS プロパティーで、レコーディング中のアプリケーションレートの上限を指定できます。 ノート: **Movie Recorder は、変数フレームレートをサポートしていません。 |
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Target FPS | レコーディングに使用するフレームレートを設定します。このプロパティーは、Playback を Constant に設定すると表示されます。 Unity Recorder は、アプリケーションのフレームレート数に関わらず、このレートでキャプチャします。例えば、Target FPS を 30fps のカスタム値に設定して、アプリケーションを 60fps で実行した場合、レコーダーは 30fps でキャプチャします。 |
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Max FPS | 再生モードでの更新速度を制限することができます。このプロパティーは、Playback を Variable に設定した場合に使用できます。アプリケーションがこのフレームレートを超えないように、Unity Recorder は再生時にディレイを挿入します。このプロパティーを使用して出力サイズを小さくできます。 | |
Cap FPS | アプリケーションのフレームレートが Target FPS よりも速い場合、このプロパティーを有効にします。このプロパティは、Playback が ** Constant** の場合に有効です。 |
レコーディングの開始
Recorder ウィンドウを使用する際は、必ず手動でレコーディングを開始する必要があります。レコーディングを開始すると、(まだアクティベートされていない場合) Unity Recorder は再生モードをアクティベートし、すべてのアクティブなレコーダーを使用して再生モードデータのキャプチャを開始します。
レコーディングを開始するには、以下のいずれかの操作を行ってください。
- Recorder ウィンドウ内で、Record button または START RECORDING ボタンを選択します。
- F10/fn+F10 を押します。
- メインメニューから、Window > General > Recorder > Quick Recording の順で選択します。
ノート: レコーディング中は、Recorder ウィンドウのプロパティーを変更できません。
レコーディングの停止
ほとんどの Recording Mode の設定では、 レコーディングは自動的に停止しますが、途中で止める場合は、手動で停止する必要があります。Recording Mode が Manual に設定されている場合は、手動でレコーディングを停止する必要があります。
レコーディングを停止するには、以下のいずれかの操作を行ってください。
- Recorder ウィンドウで、Record button または STOP RECORDING ボタンを選択します。
- F10/fn+F10 のショートカットを使用します。
- Recorder ウィンドウを閉じます。
- 再生モードを終了します。
ノート: レコーディングが停止する際、レコーダーコントロール 内の Exit PlayMode プロパティーを有効にしていない限り、エディターは再生モードのままになります。