Animation Clip Recorder プロパティー
Animation Clip Recorder は、アニメーションクリップを Unity アニメーションファイル形式 (.anim 拡張子) で生成します。
このページでは、Animation Clip Recorder タイプ固有の全プロパティーについて説明します。
ノート: レコーダーを完全に設定するには Recorder ウィンドウ または Recorder クリップ のどちらのレコーディングインターフェースを使用しているかに応じて、全般的なレコーディングプロパティーを設定する必要があります。
Animation Clip Recorder プロパティーは、主に 3 つのカテゴリに分類されます。
Capture
このセクションでは、ソースとレコーディングのコンテンツを定義できます。
プロパティー | 機能 | |
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GameObject | 記録する ゲームオブジェクト。 | |
Recorded Component(s) | 記録するゲームオブジェクトのコンポーネントです。 複数のコンポーネントを記録する場合は、複数の項目を選択してください。 |
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Record Hierarchy | このプロパティーを有効にすると、ゲームオブジェクトの子ゲームオブジェクトを記録できます。 | |
Clamped Tangents | このオプションを有効にすると、記録されるアニメーションのすべての キー接線 が Clamped Auto に設定されます。このオプションを無効にすると、接線は Auto (古い機能) に設定されます。 固定接線は、アニメーションデータが不連続な場合にカーブのオーバーシュートを防ぐのに役立ちます。 |
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Anim. Compression | 記録されるアニメーションカーブデータを圧縮するために使用するキーフレーム削減レベルを指定します。 | |
Lossy | 全体的なキーフレームの削減を適用します。レコーダーはアニメーションキーを 0.5% の相対的な許容範囲に基づいて削除し、カーブを全体的に単純化します。これにより、ファイルサイズは小さくなりますが、元のカーブの精度に直接影響します。 | |
Lossless | キーフレーム削減を一定のカーブにのみ適用します。アニメーションカーブが直線の場合、レコーダーは不要なキーをすべて削除しますが、アニメーションが一定でない場合は、記録されるキーをすべて保持します。 | |
Disabled | アニメーションの圧縮を無効にします。アニメーションカーブが直線であっても、レコーダーはレコーディング中、すべてのアニメーションキーを保存します。そのため、ファイルが大きくなり、再生が遅くなる場合があります。 |
注記
Animation Clip Recorder は、現在のシーン内のゲームオブジェクトのみを記録します。他のシーンのゲームオブジェクトは記録できません。
Format
Animation Clip Recorder は、常に .anim ファイル形式でアニメーションクリップを生成します。
Output File
このセクションでは、記録したアニメーションクリップを保存するための出力 Path (パス) と File Name (ファイル名) のパターン指定ができます。
ノート: Output File プロパティー は、すべてのタイプのレコーダーで共通です。