Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
Audio プロファイラーモジュール
アンビソニックオーディオデコーダーの開発

アンビソニックオーディオ

アンビソニックスとは、リスナーを完全に取り囲むような音の表現を提供するオーディオの一種です。アンビソニックスは、遠くの環境音のためのオーディオスカイボックスを提供し、特に 360 度のビデオやアプリケーションに有効です。

アンビソニックスはマルチチャンネル形式で保存されます。それぞれのチャンネルを特定のスピーカーにマッピングする代わりに、アンビソニックスはより全般的な方法で音場を表します。そのため、音場はリスナーの向き (つまり、VR におけるユーザーの頭部の回転) に基づいて回転させることができます。また、音場をスピーカーの設定と一致する形式にデコードすることもできます。

アンビソニックオーディオデコーダーの選択

プロジェクトでアンビソニックオーディオデコーダーを選択するには、プロジェクトの Aoudio 設定を開きます (メニュー: Edit > Project Settings > Audio)。プロジェクト内の使用可能なデコーダーリストから Ambisonic Decoder Plugin を選択します。

Audio 設定の Ambisonic オプション
Audio 設定の Ambisonic オプション

Unity にはビルトインのデコーダーはありませんが、以下のいずれかのオプションを使用できます。

  • 独自のアンビソニックオーディオデコーダープラグインを作成できます。詳細は、アンビソニックオーディオデコーダー を参照してください。

  • 外部デコーダーを使用します。例えば、一部の VR ハードウェアメーカーは、Unity 向けオーディオ SDK でデコーダーを提供しています。ターゲットプラットフォームの製造元のドキュメントを調べて、プロジェクトで使用できるか確認してください。

アンビソニックなオーディオクリップのインポート

アンビソニックオーディオクリップをインポートするには、ACN コンポーネントオーダーを持つ、SN3D 正規化が施されたマルチチャンネル B フォーマットの WAV ファイルをインポートします。オーディオクリップの Inspector ウィンドウで Ambisonic を有効にします。

オーディオクリップ Inspector の Ambisonic オプション
オーディオクリップ Inspector の Ambisonic オプション

オーディオソースを使ったアンビソニックなオーディオクリップの再生

オーディオソースを使ったアンビソニックなオーディオクリップの再生は、以下のように行います。

  • WAV ファイルをオーディオソースの Audio Clip として割り当てます。
  • Spatialize オプションを無効にします。アンビソニックオーディオクリップを再生すると、プロジェクトで選択されたアンビソニックオーディオデコーダーで自動的に処理されます。デコーダーは、クリップをアンビソニック形式からプロジェクトで選択したスピーカー形式に変換します。デコーダーはさらに、オーディオソースとオーディオリスナーの位置に基づいて、このデコード操作の一部として立体化を処理します。

Unity がアンビソニックオーディオクリップを再生する際、必要に応じてファイルを解凍し、デコードしてプロジェクトで選択されているスピーカーモードに変換します。その後、オーディオソースの効果を適用します。

注意リバーブゾーンは、アンビソニックスオーディオクリップに対して無効になります。

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