Version: 2023.2
言語: 日本語
レンダリングモード
スペキュラーモード: Specular プロパティ

アルベドカラーと透明度

デフォルトプロパティの Standard Shader マテリアル。値やテクスチャは何も設定されていません。アルベドカラーのプロパティがハイライトされています。
デフォルトプロパティの Standard Shader マテリアル。値やテクスチャは何も設定されていません。アルベドカラーのプロパティがハイライトされています。

Albedo (アルベド) プロパティは、表面の基本色を制御します。

黒から白へのアルベド値の範囲
黒から白へのアルベド値の範囲

Albedo 値に単色を指定した方が便利な事もありますが、Albedo プロパティにテクスチャマップを割り当てる方がより一般的です。これが、オブジェクトの表面色を表します。アルベドテクスチャに、ライティングを 加えない ように注意してください。理由は、オブジェクトが表示されるコンテキストに基づいてライティングが追加されるからです。

2つの典型的な Albedo テクスチャマップ例です。左側はキャラクターモデルのテクスチャマップ、右側は木枠です。シャドウや照明のハイライトがないことに注意してください。
2つの典型的な Albedo テクスチャマップ例です。左側はキャラクターモデルのテクスチャマップ、右側は木枠です。シャドウや照明のハイライトがないことに注意してください。

透明度

アルベド カラーのアルファ値は、マテリアルの透明度のレベルを制御します。これは、マテリアルのためのレンダリングモードが Opaque ではなく、透明モードの 1 つに設定される場合にのみ効果があります。前述のように、正しい透明度モードを選択することは、重要です。なぜなら、それによって最大値でリフレクションとスペキュラーハイライトが表示されるかどうか、または透明度値に応じてフェードアウトするかどうかが決定されるからです。

0から1までの transparency の値の範囲で、現実的な透明なオブジェクトに適切な Transparent モードを使用します。
0から1までの transparency の値の範囲で、現実的な透明なオブジェクトに適切な Transparent モードを使用します。

Albedo パラメーターに指定されるテクスチャを使う場合、アルベドテクスチャ画像に アルファチャンネル を確保することによって、マテリアルの透明性を制御することができます。アルファチャンネルの値は、白は完全に不透明、黒は完全に透明であると、透明度レベルにマッピングされます。これにより、マテリアルにさまざまな透明度の領域ができるようになります。

RGB チャンネル と Alpha チャンネル付きでインポートしたテクスチャです。RGB/A ボタンをクリックして、プレビューしている画像のチャンネルを切り替えて表示することができます。
RGB チャンネル と Alpha チャンネル付きでインポートしたテクスチャです。RGB/A ボタンをクリックして、プレビューしている画像のチャンネルを切り替えて表示することができます。
最後の結果は、建物の内部を割れた窓からのぞいてます。ガラスの破片が部分的に透明で、枠は完全に不透明であり、ガラスの隙間は完全に透明です。
最後の結果は、建物の内部を割れた窓からのぞいてます。ガラスの破片が部分的に透明で、枠は完全に不透明であり、ガラスの隙間は完全に透明です。
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