Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
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埋め込み Linux のトラブルシューティング

このページでは、埋め込み Linux Unity エディターの使用時に発生する可能性のある一般的な問題を示します。

プレイヤービルドがエラーで失敗する

Unity プロジェクトをエクスポートすると、No EmbeddedLinux Burst Support on X86/Arm32 architecture というエラーが表示される。設定で Burst を無効にしてプロジェクトから削除しても、別のパッケージに依存関係があるため、問題は修正されない。

解決策

Burst は 32 ビット埋め込み Linux プラットフォームではサポートされません。このエラーを回避するには、--burst-disable-compilation 引数を指定して Unity エディターを起動し、Burst を無効にします。

Wayand is not available エラー

ターゲットデバイスでのプレイヤーの開始が SDL Error: wayland,x11 not available というエラーで失敗する。ただし、Wayland は使用できる。

解決策

このエラーは、以下のいずれかの理由で発生する可能性があります。

  • Wayland ライブラリが SDL2 で見つけられない。Wayland ライブラリがプレイヤーアプリケーションから dlopen で見つけられることを確認します。
  • Unity には Wayland バージョン 1.18 以上が必要です。一部のシステムではバージョン 1.16 以下しか使用できないため、ターゲットデバイスで少なくとも Wayland バージョン 1.18 がサポートされていることを確認してください。
  • Wayland ディスプレイへの接続に失敗する。Wayland 環境が適切に設定されていることを確認します。

ターゲットプラットフォームが UWP の場合、ライトマッパーによってエディターの GI キャッシュが破損する

エディターでライトマッパーを使用すると、ターゲットプラットフォームとして UWP が選択されている場合に GI キャッシュが破損する。

解決策

Unity エディターのプレイヤービルドの -nographics commandline 引数が、この問題の根本原因です。なぜなら、gfx デバイスのロードを必要とするスカイアンビエントプローブとリフレクションプローブを生成するからです。そうしない場合、これらのプローブには初期化されていないデータが含まれます。これを防ぐには、-nographics なしでプレイヤービルドを実行するか、ビルドに含まれる各シーンのライティングをエディターで生成します。つまり、ライトの追加やライトマップの生成を行わず、代わりにスカイプローブを自動的にベイクするライティングを生成します。-nographics を設定すると、プローブはレンダリングされません。

追加リソース

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