Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
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UnityYAML

Unity は UnityYAML と呼ばれる独自に最適化された YAML ライブラリを使用します。UnityYAML ライブラリは 完全な YAML 仕様 をサポートしません。このドキュメントは UnityYAML がサポートする YAML 仕様の概要を説明します。

UnityYAML ファイルを外部で作成または編集することはできません。

サポートされる機能

機能 サポート
Mappings UnityYAML はフローとブロックスタイルの両方をサポートします。
Scalars UnityYAML は、プレーンスカラーだけでなく、二重引用符と引用符で囲まれたスカラーもサポートしています。それらを複数の行に分割できます。複数行のスカラーは、パース中にパフォーマンスとメモリのオーバーヘッドを引き起こす可能性があることに注意してください。

複数の行に分割されたプレーンスカラーは、前の行よりもさらにインデントする必要があります。この表の下の例を参照してください。

スカラーで UTF–8 文字を使用できますが、UnityYAML は、それらが二重引用符で囲まれたスカラーの一部である場合にのみデコードします。
Sequences UnityYAML はマッピング、ブロックスタイル、ブロックマッピングを含むブロックシーケンスをサポートします。

複数行のプレーンスカラーのインデントの例

parent: This is a
  multi-line scalar
^
|

インデントがない場合、スカラーは This is a を返し、アセットをさらにパースするようトリガーします。

サポートされない機能

機能 サポート
Chomping indicators UnityYAML は、文字 +| を使用して、複数の文字列内で改行をどのように処理するかを示すことをサポートしません。これらの文字を使用すると、UnityYAML はそれらをスカラー値に加えます。
Comments UnityYAML はコメントをサポートしません。
Complex mapping keys UnityYAML は複雑なマッピングキーをサポートしません。
Multiple documents リーダーはファイルの先頭にあるドキュメントとタグのプレフィックスをスキップしますが、複数のドキュメントで構成される YAML 入力は処理しません。
Raw block sequences ほぼすべてのノードは UnityYAML のマッピングの一部であるため、正しく動作するためには、すべてのシーケンスはマッピングの値でなければなりません。この表の下の例を参照してください。

名前のないシーケンスはパーサーを複雑にします。UnityYAML でシーケンス要素が終了したかどうかを判断する方法としてインデントを使用することはできません。
Tags UnityYAML はタグをサポートしません。

Raw のブロックシーケンスの例

var:
  - 1
  - 2
  - 3

シーケンスは var 検索用に設計されているため、以下は機能しません。

- 1
- 2
- 3

  • 2019–05–13

  • 2019.3 の新機能 NewIn20193

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