Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
データ型の変換
カスタムバインディングタイプの作成

ログレベルの定義

バインディングの更新中に、バインディングオブジェクトが無効なプロパティにアクセスしようとしたり、プロパティパスで null 値に遭遇したり、型コンバータが見つからないなどのエラーが発生する場合があります。デフォルトでは、バインディングシステムはすべてのエラーをコンソールに記録するため、パフォーマンスに影響する可能性があります。

コンソール出力を制御するには、バインディングシステムのログレベルを定義します。利用可能なログレベルは以下の通りです。

  • BindingLogLevel.All: エラーは常にコンソールに記録されます。
  • BindingLogLevel.Once: エラーは、最初に発生したときにのみコンソールに記録されます。
  • BindingLogLevel.None: エラーのロギングを無効にします。

グローバル設定とパネル単位の設定を行って、ロギング動作をカスタマイズできます。

以下の例では、すべてのパネルまたはウィンドウのグローバルログレベルを設定します。

Binding.SetGlobalLogLevel(BindingLogLevel.Once);

以下の例では、パネル単位のログレベルを設定します。

Binding.SetPanelLogLevel(myElement.panel, BindingLogLevel.None);

注意パネル単位またはウィンドウ単位のログレベル設定は、グローバルログレベル設定をオーバーライドします。

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