Version: 5.6
Sub Emitters モジュール
Lights モジュール

Texture Sheet Animation モジュール

パーティクルのグラフィックは静止画像である必要はありません。このモジュールはアニメーションのフレームとして再生できるマス目上に区切られたサブイメージとしてテクスチャを扱えるようにします。

プロパティー

プロパティー 機能
Tiles テクスチャを X(水平)方向と Y(垂直)方向に分割して作るタイルの数
Animation Animation モードは Whole SheetSingle Row (Single Row は、シートの各列が別々のアニメーションシーケンスを表現します) に設定できます。
Random Row シートからランダムに 1 列を選び、アニメーションを作成します。このオプションは Animation モードで Single Row が選択されているときのみ利用できます。
Row シートから特定の 1 列を指定し、アニメーションを作成します。このオプションは、 Animation モードで Single Row が選択され、 Random Row が無効であるときのみ利用できます。
Frame over Time 時間の経過とともに、アニメーションのフレームがどのように変化するかを指定するカーブ
Start Frame どのフレームからパーティクルのアニメーションを開始するかを指定します (各パーティクルのアニメーションをランダムに異なるフェーズにするのに役立ちます)。
Cycles アニメーションシーケンスがパーティクルの生存期間に繰り返される回数
Flip U パーティクルの一部のテクスチャを水平に裏返します。値が高いほど、多くのパーティクルをフリップします。
Flip V パーティクルの一部のテクスチャを垂直に裏返します。値が高いほど、多くのパーティクルをフリップします。
Enabled UV Channels 厳密にどの UV ストリームがパーティクルシステムに影響されるかを指定します。

説明

パーティクルのアニメーションは一般的に、キャラクターのアニメーションよりも簡易で、それほど詳細ではありません。パーティクルが個々に表示される場合は、その動きや移動を表現するのにアニメーションを使用します。例えば、炎が揺らいだり、群れの中の昆虫が羽ばたきでもするように羽を微動させたり、震わせたりする様子などに利用できます。雲のように 1 つの連続した実体を持つパーティクルの場合、アニメーションするパーティクルは活力や動きの表現を加えるのに役立ちます。

Single Row モードは別個のパーティクルのアニメーションシーケンスを作成したり、スクリプトを使ってアニメーションを切り替えるのに利用できます。変化をつけたり、衝突後に異なるアニメーションに切り替えるのにも便利です。Random Row オプションは、パーティクルシステムの規則性が目立ってしまう場合 (例えば、一群の炎のオブジェクトがすべて、まったく同じ炎の揺らぎのアニメーションを何度も何度も繰り返す場合) に、それを崩すための方法としてとても効果があります。さらに、このオプションは、ランダムなグラフィックスを持つパーティクルを生成する方法として、1列につき 1フレームで使用することができます。これを利用して、雲のようなオブジェクトの規則性を崩したり、1 つのシステムから別の種類の破片やその他のオブジェクトを作成できます。例えば、らっぱ銃が釘、ボルト、ボールやそのほかの弾の固まりを発射する場面や、車が衝突して、ばね、車の塗料、ねじ、その他の金属が飛び散る場面などに利用できます。

UV のフリップは、追加テクスチャを作成することなく、エフェクトを視覚的により多様にできるすばらしい方法です。

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