Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
コマンドラインからの QNX 用のビルド
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QNX プロジェクトのデプロイ

Unity は SDL2 で処理される EGL を使用します。EGL では、libEGLlibGLESv2graphics.conf file から動的にロードするために SDL が必要です。Unity は conf ファイルを解析するのではなく、環境変数を使用してこれらのライブラリを見つけます。

Setup

以下の手順を使用して QNX をデプロイします。

  1. screen がロードする graphics.conf ファイルを見つけるには、以下のいずれかの方法を使用します。

    • -c [path/to/graphics.conf] オプションで screen を開始します。
    • screenGRAPHICS_ROOT 内のフォルダーで graphics.conf ファイルを自動的に検索させます。
  2. graphics.conf を含むフォルダーが LD_LIBRARY_PATH の一部であることを確認します。

  3. graphics.conf 内で begin egl display 1 を見つけます。

    • egl-dlls で始まる行には、libEGL[-_tag].so が含まれている必要があり、これは必須の libEGL です (例えば、libEGL_viv.so)。
    • glesv2-dlls で始まる行には、libGLESv2[-_tag] が含まれている必要があり、これは libGLESv2 です (例えば、libGLESv2_viv.so)。
    • 両方のライブラリは graphics.conf と同じフォルダーに置く必要があります。
    • 両方のライブラリのファイル名を環境変数として設定する必要があります。
  4. ksh を使用している場合は、以下の環境変数を設定します。

    SDL_VIDEO_EGL_DRIVER=[name_of_libEGL_in_graphics_conf].so (e.g., run export SDL_VIDEO_EGL_DRIVER=libEGL_viv.so)
    SDL_VIDEO_GL_DRIVER=[name_of_libGLESv2_in_graphics_conf].so (e.g., run export SDL_VIDEO_GL_DRIVER=libGLESv2_viv.so)
    
  5. sh を使用している場合は、Unity Player の開始時に環境を設定する必要があります。例: run SDL_VIDEO_EGL_DRIVER=libEGL_viv.so SDL_VIDEO_GL_DRIVER=libGLESv2_viv.so ./qnxplayer など。

  6. Unity Player を開始します。

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