Operator
Operator は プロパティワークフロー の核となる要素です。これらのノードは、グラフ内でカスタム動作を作成するために、Visual Effect Graphs でカスタム表現を定義することができます。例えば演算操作から値を計算したり、その結果をカーブ、グラデーションのサンプリングに使って、その結果得られた値を ブロック または コンテキスト 入力 プロパティ で使うことができます。
Operator ノードの追加
Operator ノード以下のように追加できます。
- ノード作成メニューを使う
- 空スペースで右クリックし、メニューから Create Node を選択する
- エッジを右クリックし、メニューから Create Node を選択する
- 空スペースでカーソルを使ってスペースバーキーを押す
- Property から Edge Connection を作り、空スペースでクリックを解除する
- Nodes を複製する
- Context メニューから Duplicate を使う (または Ctrl+D)
- Context メニューから Copy、Cut および Paste を使う (or Ctrl+C/Ctrl+X then Ctrl+V)
Operator の設定
ノード UI またはインスペクター内で Operator 設定 を調整すると、Operator の外観および動作が変化します。
例えば、
Position (Depth)
Operator の Cull Mode を None から Range に変更すると、追加の Depth Range プロパティを Operator に追加します。
Uniform Operator
Operator の中には、Variable Type の単一入力 を使用できるものがあります。例えば絶対値は float、Vector3 または Integer に使うことができます。これらのノードは Uniform Operator と呼ばれます。
すべての uniform Operator の出力タイプは、常に入力型と同じになります。新しい入力を異なる型に接続すると、Operator の出力型は自動的に変更されます。ノードを特定の型に手動設定したい場合は、次の節を参照してください。
Uniform Operator の設定
右上角にあるオプションアイコンを押すと、ノードビューを設定モードに切り替えます。このモードでは、Operator の型を手動変更できます。
Unified Operator
Uniform Operator に加え、多くの入力を扱う Operator の中には、Variable Type の複数入力 を使えるものもあります。これらのノードは Unified Operator と呼ばれます。
例えば Lerp Operator は同じ長さのベクトルを用いて、float またはすべてのコンポーネントに基づいた 2 つのベクトルを、均等に補間することができます。
Unified Operator には型の制限がありますが、様々な種類の型適応するための柔軟性もいくらかあります。
Unified Operator の設定
右上角にあるオプションアイコンを押すと、ノードビューを設定モードに切り替えます。このモードでは、すべての入力に対する Operator の型を手動変更できます。場合によっては、1 つの入力型を変更すると、互換性を維持するために別の入力型も変更します。
Cascaded Operator
Operator の中には、様々な入力数を処理するために使えるものがあります。これらは Cascaded Operator と呼ばれます。多くの出力を処理できるだけでなく、Unified Operator のような異なる入力型も扱うことができます。
例えば、Add Node では 1 つのノードを使って、複数の様々な型の入力を加算できます。
Cascaded Operator には、多くの入力を接続できます。新しいアイテムをリストに追加するには、エッジをノードの一番下にある最後のグレー入力に繋げます。こうすると接続したプロパティタイプを使って、新しい入力が作成されます。
接続を削除すると、リストからも入力プロパティが削除されます。ただし、設定モードを使って、入力プロパティを手動で削除できます。
Cascaded Operator の設定
右上角にあるオプションアイコンを押すと、ノードビューを設定モードに切り替えます。このモードでは、以下が可能です。
- テキストフィールドを使って Input の名前を変更する
- 型ポップアップを使って Input Type を変更する
- 各入力ラインの左側でハンドルをドラッグして、入力を並び替える
- ボタンを使って入力を手動追加する
- ボタンを使って選択された入力を削除する