Unity で開発された XR アプリケーションは、他のタイプのアプリケーションと同様にデバイス上で実行されます。ほとんどの場合は、Unity の Build and Run (ビルドして実行) 機能を使用して、接続されたデバイス上でアプリケーションのビルドと実行の両方を行うことができます。
ノート: ビルド済みのアプリケーションをデバイスにインストールする方法はプラットフォームによって異なるため、詳細に関してはプラットフォームのドキュメントを参照してください。
以下の手順で、ゲームやアプリケーションをビルドしてデバイス上で実行できます。
ヒント: ビルド設定が完了したら、File > Build And Run メニューコマンドで、直ちにプロジェクトをビルドして実行できます。
Unity プロジェクトのビルドに関する詳細は、ビルドの作成 を参照してください。
Windows プラットフォームでは、一部の XR プロバイダープラグインが “ハイブリッド” 再生モード (再生モードに入ると接続された XR デバイス上でプロジェクトが実行される) をサポートしています。Unity の ゲームビュー はヘッドセットディスプレイをミラーします。ゲームビューに関しては以下のオプションが利用可能です。
ヒント: Quest 2 または Pro 用に開発する場合は、Windows プラットフォームに切り替えて Quest Link を使用すれば、再生モードの (プロジェクトをビルドしてデバイスにアップロードするのと比べて) 高速なイテレーションを利用することが可能です。
Mock HMD パッケージは、再生モードで、Unity の ゲームビュー にヘッドマウントディスプレイ (HMD) のシミュレーションを提供します。Mock HMD は、ヘッドマウントデバイスの臨場感をシミュレートするプロバイダープラグインです。XR Plug-in Management 設定セクションで Mock HMD を有効にしてください。入力とトラッキングはシミュレートされません。
詳細は Mock HMD に関するドキュメント を参照してください。
ヒント: XR Interaction Toolkit パッケージは、キーボードとマウスの入力を動きとインタラクションに変換する XR Device Simulator を提供します。
AR Foundation パッケージは、エディターで AR アプリケーションをテストするために使用できる、XR Simulation 機能を提供します。XR Simulation は、再生モードで使用可能な、ビルド前のテスト用の環境を提供します。このシミュレーションは、あたかも実世界の環境内をナビゲートしたかのように、検出された AR 要素 (例えば平面など) をレポートします。与えられた環境に変更を加えて、独自の環境を作成することもできます。
詳細は、XR Simulation を参照してください。
ほとんどの XR デバイスは、既存の OS プラットフォームの 1 つを使用します。各種プラットフォームでのプロジェクトの実行に関する詳細は、以下を参照してください: