Version: 2021.2
言語: 日本語
ライトプローブとメッシュレンダラー
Light Probe Proxy Volumes (LPPV) コンポーネント

ライトプローブとシーンのロード

Unity は、シーンをロードまたはアンロードする方法に応じて、ライトプローブのデータを異なる方法で更新します。

Unity は LightProbes C# オブジェクトを使用して、現在ロードされているすべてのシーンのライトプローブデータを保存します。LightProbes オブジェクトには、4 面体テッセレーションと呼ばれる内部データ 構造体が含まれています。Unity は計算に 4 面体テッセレーションを使用して、ライトプローブがゲームオブジェクトをどのように照らすかを決定します。

シーンをロードまたはアンロードすると、Unity は自動的に LightProbes オブジェクトを更新し、現在ロードされているすべてのシーンのすべてのライトプローブの位置と係数を加えます。ただし、Unity が 4 面体テッセレーションを更新するかどうかは、シーンのロード方法とアンロード方法によって異なります。

When you load a Scene with LoadSceneMode.Single, Unity updates the tetrahedral tessellation automatically as part of the load process, because the new light probe data completely replaces the previous light probe data.

When you load a Scene with LoadSceneMode.Additive, or unload a Scene with UnloadSceneAsync, Unity does not automatically update the tetrahedral tessellation, because the new or removed light probe data needs to be recalculated - which is a computationally expensive operation, and there may be subsequent scenes to be loaded or unloaded after this operation.

Therefore Unity provides you with the needsRetetrahedralization event to allow you to decide when to retetrahedralize the new light probe data. For example, if you are additively loading five new scenes, you would not want to retetrahedralize the data five times, once after each scene loads. Instead, you would only want to retetrahedralize the data after all five scenes have loaded and all the new light probe data is ready.

Unity が古い 4 面体テッセレーションを使用して計算を実行する場合、結果は新しくロードまたはアンロードされたライトプローブを考慮しません。つまり、ライトプローブはゲームオブジェクトを期待通りのライティングを与えず、LightProbes.CalculateInterpolatedLightAndOcclusionProbes() または LightProbes.GetInterpolatedProbe() を呼び出すと予期しない結果が返される場合があります。

4 面体テッセレーションを強制的に更新するには、LightProbes.Tetrahedralize または LightProbes.TetrahedralizeAsync() を呼び出します。これらの関数は、現在ロードされているすべてのシーンのすべてのライトプローブからのデータで 4 面体テッセレーションを更新します。

4 面体テッセレーションの更新は CPU に負荷がかかり、ライトプローブの数に応じて CPU への影響が増加します。複数のシーンをロード/アンロードしているときに、4 面体テッセレーションの更新によってパフォーマンスに影響が出る場合は、一定量のコンテンツをロード/アンロードするまで、または、CPU がアプリケーションのパフォーマンスに影響するとは考えられなくなる時点まで、更新を遅らせるほうが良い場合があります。

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