Version: 2020.2
言語: 日本語
USS スタイルシートの作成
イベントのディスパッチ

イベントシステム

UI Toolkit includes an event system that communicates user interactions to visual elements. Inspired by HTML events, the UI Toolkit event system shares many of the same terminology and event naming. The event system is composed of the following:

  • Event dispatcher: The event system listens to events, coming from the operating system or scripts, and dispatches these events with the Event dispatcher. The Event dispatcher also determines the dispatching strategy used to send events to visual elements and other supporting classes.
  • イベントハンドラー: イベントがパネル内で発生すると、そのイベントはパネル内の VisualElement ツリーに送信されます。特定のイベントタイプが発生したときに応答するために、イベントハンドラーをビジュアル要素に加えることができます。イベントへの応答 を参照してください。
  • イベントシンセサイザー: オペレーティングシステムのみがイベントのソースではありません。スクリプトもまた、ディスパッチャーを通してイベントを作成し、ディスパッチすることができます。イベントの作成とディスパッチに関しては、イベントの統合 を参照してください。
  • イベントタイプ: さまざまなイベントタイプは、EventBase に基づいて階層に編成され、ファミリーにグループ化されます。イベントの各ファミリーは 1 つのインターフェースを実装し、ファミリーのすべてのイベントの共通の特性を定義します。例えば、MouseUpEventMouseDownEvent などのマウスイベントは IMouseEvent インターフェースを実装します。このインターフェースは、各マウスイベントが位置、押下されたボタン、修飾キーのセット、その他のマウス関連のイベントタイプを持つことを指定します。各イベントファミリーとその UIElement イベントタイプの説明は イベントタイプリファレンス を参照してください。

イベントを使用して、他のタイプのメッセージをビジュアル要素に伝えることもできます。例えば、ContextualMenuManagerContextualMenuPopulateEvent を使用して、コンテキストメニューに項目を追加できます。詳しくは、ビルトインのコントロール を参照してください。


  • 2018–11–02 修正されたページ
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