Version: 2019.2
RenderDoc の統合
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Xcode フレームデバッガーのインテグレーション

Unity エディターは、詳細なフレーム検査とデバッグのためにXcode フレームデバッガーを統合しています 。

Xcode フレームデバッガーを使用して、アプリケーションの複雑なシーンのフレームをキャプチャし、シェーダーのボトルネックを特定できます。A11 チップ以降を使うデバイス (iPhone 8 以降のデバイス) では、Xcode はシェーダータイミングのさらに詳細な内訳を提供します。これにより、パフォーマンスを分析し、頂点とフラグメントの問題をデバッグできます。

ノート: Xcode と Unity でのフレームキャプチャは、Xcode がサポートするプラットフォームとグラフィックス API で Unity が 実行されている場合にのみ機能します。Unity 2019.2 時点で、Xcode は Metal グラフィックスの macOS のみをサポートします。Unity が別の API を使用する場合、サポートされているグラフィックス API を選択するまで Xcode のインテグレーションは無効になります。

Xcode フレームデバッガーのロード

Xcode フレームデバッガーをロードするには、GPU Frame Capture オプションで Metal を選択して Xcode から Unity を起動します。

Xcode フレームデバッガーのロード
Xcode フレームデバッガーのロード

Xcode でフレームをキャプチャ

Xcode からエディターを起動すると、ゲーム ビューと シーン ビューのツールバーの右側に新しいボタンが表示されます。

Unity の XCode キャプチャーボタン
Unity の XCode キャプチャーボタン

Xcode キャプチャーボタンを選択して、ビューの次にレンダリングするフレームのキャプチャをトリガーします。Xcode が開いていない場合にこのボタンを選択すると、Xcode は新しいインスタンスを起動してキャプチャを表示します。そうでない場合は、最新のキャプチャが自動的に Xcode フレームデバッガーウィンドウを表示します。そこから、キャプチャを開いて分析できます。

Xcode でキャプチャされたフレーム
Xcode でキャプチャされたフレーム
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