Version: 2017.2
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プロジェクトの設定

Microsoft の Holographic プラットフォーム用の Unity プロジェクトは、いくつかの重要な例外以外は、他のプラットフォームの Unity プロジェクトとあまり変わりません。

  • HoloLens デバイスの位置を追跡するカメラがインスペクターウィンドウで Main Camera とタグ付けされていることを確認します。シーンのデフォルトのカメラには、すでに適切なタグが設定されている必要があります。
  • Main CameraBackground プロパティをデフォルトの Skybox ではなく Solid Color に設定します。 背景色を (0, 0, 0, 0) に設定します。
  • Edit > Project Settings > Quality と選択し、 Quality SettingsFastest(Very Low) に設定します。こうすることで負荷と消費電力を軽減します。特に、Soft Shadows や Shadow Cascades は HoloLens で使用するには高負荷なため、避けるべきです。
  • アプリケーションが使用するサブシステムに基づいて、適切なパブリッシングフラグを有効にします。

詳細は、Microsoft のドキュメント Performance recommendations for Unity を参照してください。

パブリッシングの設定

Player Settings > Publishing Settings の順に開くと、機能フラグがあります。適切な機能フラグを有効にしてください。

以下のすべてのパブリッシングの設定が Windows Holographic に特有のわけではありません。 詳細については、Unity マニュアルの WSA Player Settings を参照してください。

PicturesLibrary PhotoCapture カメラフレームキャプチャ機能に必須
MusicLibrary VideoCapture オーディオレコード機能に必須
VideosLibrary VideoCapture ビデオレコード機能に必須
WebCam PhotoCaptureVideoCapture に必須
Microphone 音声認識に必須
SpatialPerception 空間マッピングに必須

Visual Studio ソリューションのエクスポート

プロジェクトをビルドしてテストできる状態になったら、そのプロジェクトを Visual Studio ソリューションンにエクスポートします。Windows Holographic 用にビルドするには、File > Build Setting の順に開き、以下のオプションを選択します。

  • Platform: Universal Windows Platform
  • UWP Build Type: D3D または XAML
  • Unity C# Projects (このボックスをチェックします)

Player Settings > Other Settings の順に進み、

  • Virtual Reality Supported をチェックします。
  • Virtual Reality Devices リストの + をクリックし、Windows Holographic を選択します。

Unity C# Projects のチェックボックスをチェックすると、生成されたソリューションのプロジェクトにスクリプトファイルを加えます。これにより、Unity から再エクスポートせずにスクリプトを編集してデバッグすることができます。再エクスポートはプロジェクトの設定やコンテンツが変更された場合にのみ必要となります。

詳細については、Microsoft のドキュメント Exporting and building a Unity Visual Studio solution を参照してください。


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