macOS での SSH キーの自動ロード

macOS を使用する場合は、以下の手順に従って OpenSSH クライアントを設定し、パスフレーズで保護された SSH キーをプロンプトなしで使用できるようにします。

必要な要件

• macOS 10.13 以降。

始める前に

既存の SSH キーがあるかどうかを確認します。GitHub Docs の記事既存の SSH キーの確認を参照してください。

SSH キーを持っていない場合:

1. GitHub ドキュメントの記事 Generating a new SSH Key に従って作成してください。
2. GitHub ドキュメントの記事 Adding a new SSH key to your GitHub account に従って、GitHub アカウントに新しい SSH キーを追加します。

手順

1. ホームフォルダーに .ssh サブディレクトリがないか、config ファイルが含まれているかどうかを確認します。ノート: .ssh は隠しサブディレクトリです。

2. ~/.ssh/config ファイルが存在しない場合は作成します。

3. 以下のコンテンツを ~/.ssh/config に追加して、認証エージェントにロードするキーを設定し、ターゲットサーバーでそのキーを使用するように指定します。このエントリーは、Host * としてマークされたグローバル設定の前に追加してください。

   Host SERVER_NAME
       UseKeychain yes
       IdentitiesOnly yes
       IdentityFile FILE_PATH        
   

   • SERVER_NAME は、IdentityFile で指定されたファイルを使用するサーバーです。サンプル値は github.com です。
   • FILE_PATH は、作成した SSH ファイルへのパスです。サンプル値は ~/.ssh/<FILE> です。<FILE> は id_rsa、id_ecdsa、id_ed25519、またはカスタム名です。

   例

   Host github.com
       UseKeychain yes
       IdentitiesOnly yes
       IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519
   

4. 端末アプリケーションを開きます。

5. キーファイルを ssh-agent にロードし、<FILE> を実際のキーのファイル名に置き換えます。プロンプトが表示されたら、パスフレーズを入力します。

   ssh-add ~/.ssh/<FILE>
   

   例

   ssh-add ~/.ssh/id_ed25519
   

これで設定は完了です。macOS はデフォルトで ssh-agent を開始するため、Unity Package Manager を使用して、パスフレーズで保護された SSH キーを使用して SSH 経由で Git リポジトリからパッケージを取得できます。

追加リソース

• SSH Git URL でのパスフレーズ保護 SSH キーの使用