Occlusion Area コンポーネントを使用すると、オクルージョンカリングシステムのビューボリュームを定義できます。ビューボリュームは、ランタイムにカメラが存在する可能性が高いシーンのエリアです。ベイク時に、Unity はビューボリューム内でより精度の高いデータを生成します。ランタイムに、カメラの位置がビューボリューム内にある場合、Unity はより精度の高い計算を行います。
シーンでビューボリュームを定義していない場合、Unity はベイク時に Occluder Static (静的遮蔽物) または Occludee Static (静的被遮蔽物) としてマークされたすべてのシーンジオメトリを含むビューボリュームを作成します。これにより、データサイズが不必要に大きくなり、ベイク時間が長くなるとともに、大きなシーンや複雑なシーンでリソースを大量に消費するランタイム計算が発生する可能性があります。これを回避するには、シーンにオクルージョンエリアを配置して、カメラが存在する可能性の高いエリアのビューボリュームを定義します。
| プロパティ: | 機能: |
|---|---|
| Size | オクルージョンエリアのサイズを設定します。 |
| Center | オクルージョンエリアの中心を設定します。デフォルトでは 0,0,0 でありボックスの中央に配置されています。 |
| Is View Volume | 有効にすると、オクルージョンエリアによってビューボリュームが定義されます。無効にすると、オクルージョンエリアはビューボリュームを定義しません。オクルージョンエリアを機能させるには、これを有効にする必要があります。 |
OcclusionArea