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プロジェクター

Projector (プロジェクター) を使用すると、錐台と交錯するすべてのオブジェクトに マテリアル を投影できます。このマテリアルは、正しい投影効果を得るために特殊なタイプのシェーダーを使用する必要があります。 Unity が提供する Projector/Light と Projector/Multiply シェーダーの使用例については、Unity のスタンダードアセットのプロジェクタープレハブを参照してください。

プロパティー

プロパティー 機能
Near Clip Plane ニアクリップ面より手前のオブジェクトには投影されません。
Far Clip Plane ファークリップ面より遠くにあるオブジェクトには投影されません。
Field Of View 有効視野 (FOV) 。単位は度。これは、プロジェクターが 平行投影でない場合にのみ使用されます。
Aspect Ratio プロジェクターのアスペクト比。 これを使用すると、プロジェクターの縦横比を調整できます。
Orthographic これを有効にすると、透視投影ではなく、平行投影になります。
Orthographic Size 平行投影の投影サイズ。これは、平行投影が有効な場合にのみ使用されます。
Material オブジェクトに投影されるマテリアル。
Ignore Layers ここで設定するレイヤーのいずれかに含まれるオブジェクトはプロジェクターから無視されます。デフォルトでは Ignore Layers で設定されているレイヤーはないため、プロジェクターの錐台と交差するすべてのジオメトリが効果を受けます。

詳細

プロジェクターを使うと以下を行うことができます。

  1. 影の作成。
  2. 別の カメラ を使って三脚上に現実の世界のプロジェクターを作成し、Render Texture を使って世界の他の部分を撮影します。
  3. 弾痕の作成。
  4. 独創的なライティング効果。
このロボットの Blob Shadow を作成するのにプロジェクターが使用されています
このロボットの Blob Shadow を作成するのにプロジェクターが使用されています

簡単な影の効果を作成したい場合は、StandardAssets->Effects->Projectors->Blob ShadowProjector プレハブ をシーンにドラッグするだけです。マテリアルを変更すると、異なる Blob Shadow テクスチャを作成できます。

注意: プロジェクターを作成する際は必ず、プロジェクターのテクスチャのマテリアルのラップモードを clamp に設定してください。そうでないと、プロジェクターのテクスチャが繰り返し表示され、キャラクターに対して意図通りの影の効果が得られません。

ヒント

  • プロジェクターの Blob Shadow は、環境に適切に影を作るために使用すると、印象的なスプリンターセルのようなライティング効果を作成できます。
  • プロジェクターのマテリアルで フォールオフ テクスチャを使用しない場合、前方後方の両方に投影して二重投影が生じます。これを修正するには、左端に黒いピクセル列を持つ、アルファのみのフォールオフテクスチャを使用します。
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