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    遷移

    Visual Scripting では、遷移と呼ばれる Script Graph (スクリプトグラフ) を使用して、State Graph (ステートグラフ) 内のステートを切り替えるタイミングが決定されます。

    Script Machine (スクリプトマシン) や State Machine (ステートマシン) と同様、遷移のグラフは、遷移ノード自体の中に埋め込むことも、外部のグラフファイルにリンクさせることもできます。詳細は、Script Machine と State Machine のページにある、Script Machine と State Machine の Source (ソース) のタイプに関する説明を参照してください。 

    遷移 Script Graph 内で Event ノードと Trigger Transition ノードを使用して、親 State Graph 内におけるステート変更のトリガーにどのイベントの発生が必要かを選択できます。

    一例として、Player タグを持つゲームオブジェクトがコライダー内に入った時に Visual Scripting にステートを変更させたい場合、遷移グラフは例えば以下のようになります。

    Graph ウィンドウに新しい遷移 Script Graph が開かれています。On Trigger Enter Event ノードが If ロジックノードに接続されており、これにより、コライダー内に入ったゲームオブジェクトが "Player" タグを持っている場合にステートの遷移がトリガーされます。

    親 State Graph 内では、設定の行われた遷移 Script Graph を持つ全ての遷移ノードに、ステートの切り替えをトリガーする (遷移 Script Graph 内の) イベントの名前が表示されます。

    State Graph 内の 2 つのステート間に遷移が設定されています。

    Graph Inspector から遷移 Script Graph に名前を割り当てると、その名前が遷移ノードに表示されます。

    Tip

    遷移ノードが State Graph 内に占める領域を小さくしたい場合は、名前ラベルを非表示にすることもできます。詳細は、Visual Scripting の環境設定 のページの "State Graph の環境設定" を参照してください。

    State Graph 内では、ステート間の遷移をいくつでも作成できます。ステートをそれ自体 (同じステート) へ遷移させるセルフ遷移も使用できます。遷移の作成に関する詳細は、ステート間の遷移を作成する を参照してください。

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