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    Brush Mask Filter のリスト

    Abs

    既存の Brush Mask (ブラシマスク) の全ピクセルを絶対値に設定します。絶対値とは、符号を無視した数値のことを指します。例えば、5 の絶対値は 5、-2 の絶対値は 2 です。

    Add

    ブラシマスクの各ピクセルに入力値を加算します。

    Aspect

    ハイトマップの勾配アスペクトを使用して、選択したブラシの効果をマスクし、ブラシの回転によってそのアスペクトの向きを制御します。アスペクトとは、勾配が向いているコンパス方位です。このブラシは、特定方向の勾配のテクスチャのみをペイントする場合に便利です。

    Aspect に対応しているのは、GraphicsFormat.R16_SFloat のコンピュートシェーダーと UAV を利用できるグラフィックス API のみです。

    パラメーター

    プロパティ 説明
    Strength マスキング効果の強度を制御します。
    Feature Size マスクに影響する Terrain (地形) の形状のスケールを指定します。
    Remap Curve 最終的なマスクを計算する前に、くぼみの入力を再マップします。

    Clamp

    指定した範囲にマスクのピクセルを固定します。X の値を変更して範囲の下限を指定し、Y の値を変更して範囲の上限を指定します。

    Complement

    指定した定数から、現在のブラシマスクの各ピクセルの値を減算します。マスクの結果を反転するには、Complement の値を 1 のままにします。

    Concavity

    ハイトマップのくぼみを使用して、選択したブラシの効果をマスクします。

    Recessed を指定すると、カーブしている Terrain や内側にくぼんでいる Terrain の領域を基にマスクが生成されます。視覚的な表現としては、ハイトマップの凹状の領域は、断面に U 字型の形状が見えます。

    Exposed を指定すると、カーブしている Terrain や外側に突き出している Terrain の領域を基にマスクが生成されます。視覚的な表現としては、ハイトマップの凸状の領域は、断面に逆 U 字型の形状が見えます。

    Concavity に対応しているのは、GraphicsFormat.R16_SFloat のコンピュートシェーダーと UAV を利用できるグラフィックス API のみです。

    パラメーター

    プロパティ 説明
    Recessed / Exposed 陥没 (凹状)、または突出 (凸状) した形状を基に、マスクを適用するかどうかを指定します。
    Strength マスキング効果の強度を制御します。
    Feature Size マスクに影響する Terrain の形状のスケールを指定します。これにより、効果を適用する形状のサイズが決まります。小さい値を指定すると、小さい凹凸状の部分を基にマスクが生成されます。大きい値を指定すると、より大きな形状がマスクの生成に必要になります。
    Remap Curve 最終的なマスクを計算する前に、くぼみの入力を再マップします。

    Height

    ハイトマップの高さを使用して、選択したブラシの効果をマスクします。範囲は 0 から 1 です。0 はハイトマップの値が最小 (ハイトマップの黒い部分)、1 はハイトマップの値が最大 (ハイトマップの白い部分) です。特定の高さより下の領域にある草のみをペイントする場合や、特定の高さより上の領域にある雪のみをペイントする場合など、Terrain 上で特定の範囲の高さのみに効果を適用する場合に便利です。

    Height に対応しているのは、GraphicsFormat.R16_SFloat のコンピュートシェーダーと UAV を利用できるグラフィックス API のみです。

    パラメーター

    プロパティ 説明
    Strength マスキング効果の強度を制御します。
    Height Range 効果を適用する高さの範囲を指定します。
    Remap Curve 最終的なマスクを計算する前に、高さの入力を再マップします。

    Layer

    選択した Terrain Layer のアルファマップを使用して、選択したブラシの効果をマスクします。

    Sharpness は、選択したレイヤーのアルファマップ外でのマスクのブリーディング量を制御します。

    Max

    現在のマスクの全ピクセルを、現在のピクセルの値か入力値のうち、高い方に設定します。

    Min

    現在のマスクの全ピクセルを、現在のピクセルの値か入力値のうち、低い方に設定します。

    Multiply

    現在のマスクの全ピクセルに入力値を乗算します。

    Negates

    現在のマスクの全ピクセルの符号を反転します。例えば、1 は -1、0 はそのまま、-1 は 1 になります。

    Noise

    Noise Settings アセットをノイズのブラシマスクに適用します。Noise Settings アセットに格納される設定を作成、編集する方法については、Noise エディター を参照してください。

    Power

    指数関数をブラシマスクの各ピクセルに適用します。この関数は pow(value, e) で、e が入力値です。

    Remap

    ブラシマスクの各ピクセルの値を、From から To の範囲で再マップします。

    Slope

    ハイトマップの勾配 (1 次導関数) を使用して、選択したブラシの効果をマスクします。

    Slope に対応しているのは、GraphicsFormat.R16_SFloat のコンピュートシェーダーと UAV を利用できるグラフィックス API のみです。

    パラメーター

    プロパティ 説明
    Strength マスキング効果の強度を制御します。
    Feature Size マスクに影響する Terrain (地形) の形状のスケールを指定します。
    Remap Curve 最終的なマスクを計算する前に勾配の入力値を再マップします。Terrain の勾配が、生成されたマスクにどう影響するかを視覚的に把握する助けになります。X 軸は勾配の角度を表し、0 が水平、1 が垂直です。
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